・TR-2300本体
・MC-20
・電源コード
・背面のMコネからL字に方向を変更しBNCに変換できるコネクタ
・これに接続する短めのアンテナ
・そして安定化電源
とともに移動です。
現代風の装備からすれば容積も重さもあるのですが、車で移動だったのでそのへんは気にせずに、また、電源もホテルからQRVと決めていたので、重ささえ我慢すれば電池不足で送信できなくなる心配もありません。
しかし、電源が重たいw 第一電波のDSP500などを購入すれば、ずっと軽くなるのですが、次回があるかわからないので、今回は倹約モードで。
アンテナも、BNCで接続する144MHzに使えるゲインもあるロッドアンテナが市販されているのですが、やはり次回があるかわからないので、ジャンク箱の中にあった144/430/1200広帯域受信対応の50cmくらいのアンテナを試してみようかと、持参です。
全体図はこんな感じ。かつてやりたかった構図そのものです。
今回宿泊した部屋はホテルの5階。窓ガラスは安全のために開けることはできないものの、網線が入っているタイプではないので電波が遮られる心配はありません。
スイッチを入れて、ダイヤルをぐるぐると回してみると、何局か聞こえます。職業ドライバーが仕事の話をしているのではなく、地元の言葉で無線家らしい会話をしているのがうれしいです。
そんなQSOを聴きながらうとうとしていると、自由時間が少なくなっているのに気づきます。まずい、電波を出さないとw
あわてて起き出し、CQを出してみます。何度かメインチャンネルで送信してみるのですが、反応がありません。
内蔵ロッドアンテナならどうだろうと、今度はそちらでCQを出してみると、応答あり(涙)
念願のTR-2300での移動地でのQSOです。今回のシチュエーションと、こういう楽しみ方をしている、といった話をすると、先方は私よりもキャリアの長い方で、ちょい古めの無線機の話で盛り上がり、長話にお付き合いいただくことになりました。いやあ、楽しかった。
往路をカーラジオでFMを聴きながら走行中、中国のFM放送局がEスポで何局も聞こえていたので、TR-1300を…いや、9300を持って来れば良かったかな?とも思ったのですが、それは次回の楽しみとしましょう。
時間を見つけて短時間で、というのも旅行のメインストリームを邪魔しない効率的な楽しみ方だと思います。短い時間に楽しんだのを名残惜しみ、次の機会はいつかな、と胸の中に温めておくのも良いですね。
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