【お知らせ】
AT-D168UVのコードプラグを当分の間公開しています。いつまでかは考えていません。以下のURLからダウンロードできます。
自分のために作っているものなので、内容に責任を一切負いませんが、カスタマイズのベースに使うなど、ご参考にどうぞ。

2026年4月21日にファイルの更新を行いました。(4/21、長らく見落として載せていなかった3エリアの1局を追加しました。Zone「VoIP」を「VoIP1」と「VoIP2」に分けました。)

ファイルの説明、更新の概要などやダウンロードは以下のエントリーからです。ファイル更新の概要などはご一読くださいますよう。

「AT-D168UV(その6、コードプラグ)」
https://tr-1300.blogspot.com/2025/09/anytone-at-d168uv4.html


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当blogからのトーグループリストの公開は終了しました。FaceBookの公開グループ、DMR OpenSource Japanの「ファイル」からダウンロードできるようになっています。

2026年7月14日火曜日

FTDX10が来ました(その6)

IC-71世代の無線機でレポートをもらったら、変調時にS1つくらい下がるとのことでした。相手にはS6で届く関係で、距離は5-60km離れているところ。
10km先のOMの FTDX101MPで貰うレポートとは違いますね。無線機の世代によるSメータの振らせ方に違いがあるのか、あるいはただの「マイナス変調」なのか。

でも、IC-71で聴いて「マイナス変調」なら「マイナス変調」なんだろうなあ。最新の無線機で聴いたら「プラス変調」って言ってもね。
キャリアレベルを下げて好転するのか、でもパワーを多少下げても、変調時に消費電力が下がるのは同じなんだよね。

※隣のTS-590無印でモニタしてみると、5Wまで落とすと送信時にSが余計に振るようになります。でも、ID(ドレイン電流)や安定化電源の電流が下がるのは同じ。

 

なんてことをXでつらつら言っていたら、

にゃん氏が 

Sメーター信号をIF AGCから取ってるのかAFから取ってるのかで変わる?とか

という鋭い指摘です。さすが技術系OM。

 

そこでGeminiに質問してみました。 

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ご友人からの指摘、まさにアナログからデジタル(SDR)への受信機設計の進化の歴史を突く、非常に鋭い視点ですね!

この「IF AGCから取るか、AF(検波後)から取るか」というアプローチの違いが、なぜSメーターの挙動や見え方に決定的な差を生むのか。回路の動作原理を踏まえて、より深く掘り下げてみましょう。


1. 昭和のアナログ機:なぜ「IF AGC」連動だと下に落ちるのか?

多くのアナログレシーバーや往年の名機(RJX-601やIC-71など)では、Sメーターは「IF(中間周波数)ステージのAGC(自動利得制御)電圧」を利用して針を振らせています。
 

動作の仕組み

強い電波が入ると、受信機は音が歪まないようにIFアンプの増幅率(ゲイン)を自動で下げます。この「ゲインをどれだけ下げたか(抑圧したか)」の直流制御電圧を逆読みして針を振らせるのが、伝統的なSメーターの仕組みです。
 

時定数(レスポンス)の壁

AGC回路には、音声のパタパタした変化にいちいち同調してゲインが暴れないよう、コンデンサと抵抗による平滑回路(タイム・コンスタント)が入っています。つまり、音声変調のような高速な動きは完全に均され、「電波全体の平均エネルギー(キャリア+側帯波の総面積)」しか見ていません。
 

【ヤエスの数値演算型AM(AMC等)を受信した時の挙動】

変調がかかった瞬間に全体の平均電力がグッと引き下げられるため、平滑化されたAGC電圧は「電波が弱くなった」と判断します。その結果、メーターの針は**音に合わせて下に落ちる(マイナス変調のような挙動)**ことになります。

 

変調時に全体の平均電力がグッと引き下げられる点について、さらに聞きました。 

ヤエスの数値演算型AM(AMC:オートマチック・モジュレーション・コントロール等)において、「変調がかかると平均電力が下がる」という部分は、アナログの伝統的なAMを知っているほど「えっ、変調を深くかけたらパワーは増えるはずでは?」と脳内がバグるポイントですよね。ここには、デジタル処理だからこそできる「キャリア(搬送波)の動的コントロール」という高度な仕掛けがあります。仕組みを分かりやすく紐解いてみましょう。

 

(さら1) 伝統的なAMと「無駄なエネルギー」

まず基本として、昔ながらのアナログAM(100%変調時)の電力配分をおさらいします。

全電力 = キャリア成分(66.7%) + 側帯波成分(33.3%)

無変調時と変調時の比較をしてみると、

無変調時(無音): キャリアだけが100%の力で出ています。

変調時(大声): キャリアの周りに「側帯波(音声成分)」が上乗せされ、全体の総電力は無変調時の1.5倍に膨れ上がります。

ここで重要なのは、「情報を運んでいるのは側帯波だけで、キャリア(搬送波)はただの目印」という点です。つまり、大声を出している時も、静かにしている時も、常に巨大なキャリアを全力で出し続ける伝統的なAMは、非常にエネルギー効率が悪い(エコではない)通信方式なのです。

 

(さら2)数値演算型AMがやっていること

現代のデジタル処理(DSP)を搭載した送信機は、変調がかかった瞬間に「音声の大きさに合わせて、キャリアの強さをリアルタイムに細かく絞る」という計算を瞬時に行っています。具体的には以下のような動きをしています。

音が小さい(または無音)ときスケール感(目印)を保つために、キャリアを規定のパワー(例:100W機なら25W)でカチッと安定して出します。大きな音が入力されたとき音声成分(側帯波)がドカンと増えるので、そのまま側帯波を増やすと全体のパワーが過大になって送信機が歪んでしまいます。(ファイナルの容量不足、電源容量不足)

そこでDSPは、「音声が増えた分だけ、ベースにあるキャリアの出力をグッと引き下げる(間引く)」という演算を行います。要するに、「側帯波が増えるなら、その分キャリアの椅子を譲るわ」というコントロールをミリ秒単位で行っているのです。

 

全電力 = キャリア成分(66.7%→変調に応じて側帯波成分が増えたら減らす) + 側帯波成分(33.3%→変調に応じて増やす) 

※上にも同じような話が書いてあり、また、別の機会にGeminiに同じような質問をしましたが、変調がかかった際に増える側帯波成分の電力以上に、キャリア分の電力を減らす制御を行っているとのことで、変調をかけるとIDや安定化電源の電流が減るのは、無変調時に比べて変調時のほうが消費電力が減るから、という理屈だそうです。無変調を出すための25Wの出力のための電力を消費しているときが一番効率が悪く、変調をかけると効率がよくなるそうな

それについては、以下に続きがあります。 


2.数値演算型低電力変調では、なぜ「平均電力」が引き下げられるのか?

ここが一番のド核心です。キャリアを減らして側帯波を増やした結果、電波の「波形のてっぺん(ピーク電力:PEP)」は、歪まない限界ギリギリの高さ(アナログAMの限界値と同じ高さ)まで綺麗に使い切ります。

しかし、波形全体の「面積(平均電力)」で比較すると話が変わります。

アナログAM: 常に重いキャリアがベースにあるため、変調時は全体の面積(平均電力)が1.5倍に増える。

数値演算AM: ピークの高さは同じですが、ベースにあるキャリアをグッと削って音声成分に入れ替えているため、波形の「谷」の部分が深く削り取られます。結果として、全体の面積を合計すると、無変調時よりも平均電力が小さくなる(引き下げられる)のです。

視覚的なイメージ電波の波形を「山」に例えると、次のような違いになります。

アナログAMの変調: 元々ある高い地面(キャリア)の上に、音声の山が乗る。全体の体積(平均電力)はドカンと増える。

数値演算AMの変調: 地面(キャリア)を低く掘り下げて、その分尖った鋭い山(音声ピーク)をそびえ立たせる。山の頂上(ピーク)は高いけれど、地面を削った分、全体の土の量(平均電力)はスカスカに減っている。

この「スカスカに減った土の総量」を正直に真面目に測ってしまうのが、タイム・コンスタント(平滑回路)の入った昭和のアナログ機のIF AGC型Sメーターです。

だからこそ、音が乗った瞬間に「あ、土の総量が減った(電波が弱くなった)」と勘違いして、針が下に落ちてしまうわけです。送信側のエコなデジタル技術と、受信側のアナログ回路の特性が組み合わさることで起きる、非常に面白い現象ですね。

※なるほど、八重洲流の数値演算型低電力変調は「変調時に平均電力は減る」。平均電力をみている旧来のSメータは、変調をかけると振りが減るということで、それはそれとして正しいと。旧来の無線機からみたら、立派な「マイナス変調」ということになります。

 

3.現在のAF(検波後)やDSP処理:なぜSメーターが「上」に跳ねるのか?

一方で、ご友人が指摘された「AF(検波後)」から信号を取るアプローチや、現代の「DSPによる数値演算」では、アプローチが根本から異なります。
アナログ回路で「検波後(AF)」から取る場合

もしAGCの効いたIFではなく、検波した後の音声信号(AF)の成分を整流してSメーター(または変調メーター)に加算・連動させる設計の場合、話は変わります。
検波後の信号には、音声の「波形の振幅」そのものが残っています。時定数を極めて短く(チャージを速く)設定すれば、無変調時(キャリアのみ)の電圧に対して、変調によって広がった「側帯波のピークエネルギー」を上乗せして検知できるようになります。そのため、変調に合わせてメーターが上にポンポンと跳ねる動きを作ることが可能です。
 

現代のSDR機(FTDX101など)のDSP演算

現代のSDRリグは、この「検波後処理」の究極系です。IFステージの段階でAD変換され、すべては「デジタル数値」として処理されます。

超高速サンプリング

もはや時定数による「均し(平滑化)」に縛られる必要がありません。ミリ秒単位、あるいはそれ以上の超高速でエンベロープ(電波の包絡線)の「瞬間のてっぺん(ピーク電力:PEP:包絡線尖頭電力)」を正確に計算できます。
 

【ヤエスの数値演算型AM(AMC等)を受信した時の挙動】

平均電力は下がっていても、変調時の「山の頂点」自体は無変調キャリアの2倍(電圧比)へと突き抜けています。DSPはこれを一瞬も見逃さずにサンプリングするため、液晶のバーグラフやメーターは**上にツンツンと小気味よく跳ね上がる(プラス変調の挙動)**わけです。

まとめ:メーターが見ている「景色」の違い

ご友人の指摘通り、メーターの信号源と処理回路が違うだけで、見ている景色はこれだけ変わります。

    IF AGC(アナログ平滑) = 電波全体の「平均体積」を見ている

    AF(検波後短時定数)/ DSP peak = 電波の「瞬間の背丈」を見ている

同じ電波を受信していながら、リグの回路構成(ド核心)によってメーターが真逆のダンスを踊る——。この仕組みの違いを理解して受信機と対峙すると、リグの個性が透けて見えて、アマチュア無線的な面白さがさらに倍増しますね!

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思い出してみると、 FTDX101MPのAM信号をRJX-601やTR-9300で聴いたときはマイナスな変調でした。先日から八重洲の新しい機種同士でやってるとそんなことは無かったので、この違いはSメータの計測ポイントの違いとすると腑に落ちます。
ほんとはIFのAGCが効いてないポイントが良さそうな気がします。

 

八重洲流の数値演算型低電力変調を聴く場合、
⚪︎旧来の無線機ではIFから取っているので、私の信号は「マイナス変調」
⚪︎八重洲の近年の無線機ではAFから取って「プラス変調」

これは変えられないので、あとは私の信号の実際の質がどうなってるのかです。
⚪︎相手局の環境はノイズがS5振れている、旧来のIFから取るSメータ
⚪︎私の信号はS6で到達
⚪︎変調をかけるとS6からS5に落ちる
その場合、私の変調はノイズに勝って相手に了解してもらえるのか、というところ。

相手のSメータが、IFから取っても、AFから取っても、Sの振れには関係なく、私の信号の尖塔値がノイズの尖塔値より実際には越えていれば、この八重洲流の数値演算型低電力変調の了解度がノイズにより下がらないならしめたものです。

FTDX10の八重洲流数値演算型マイナス変調(江戸文字で書きたいところです)は、「マイナス変調」であっても、音がつぶれずに、ノイズの中でもちゃんと聴こえてくる変調なのかどうかってところが焦点でしょうね。

ダメってことになると590無印の一軍復帰かなあ。でも受信は FTDX10のほうがぜんぜん良いんだよなあ。

2026年7月10日金曜日

FTDX10が来ました(その5)

その4の続き、なんですかね。余談です。

長年、スペクトラムスコープというものは、どこか遠い存在だったんです。TS-2000SXでも、TS-950SDXでも、直近のメイン機(我が家では不遇な扱いを受け続けていますが)TS-590無印には、PCに接続して無償提供のコントロールソフトを動かすととゆっくりとバンドをスキャンする機能がありますが、実用にはなりません。

IC-9700で初めてのスペクトラムスコープの経験をしました。ですが、この無線機では1200MHzのFMでラグチューするくらいの用途でしか使っていないので、付近の周波数にコールサインを言わない集団が出てきた、引っ込んだというのを横目で見るくらいのものでした。

今回、FTDX10で初めて本格的に経験することになったんですが、面白いですね。オシロスコープや音域を表示するグラフは9700同様オマケなところがありますし、八重洲自慢の3DSS表示はちょっと目を引くのでデモ画面向きだと思いますが、シンプルにスペクトラムスコープ表示にして使い始めてみると、50やHFでバンドが開け始めるとグラフに表示される信号が増えて面白いです。

ダイヤルを動かしながらグラフをみると、受信の中心点に追従して回りの信号もくっきり見えながら動いてくれると良いんですが、ダイヤルをゆっくり回さないと追いかけようとしている信号が見えなくなってしまいます。我が家のアンテナがプアなので、信号の山自体が低くて消えやすいところもあるんですが、このあたり改善できないものかなと。それでも、スペクトラムスコープに表示するノイズフロアのレベル調整ができるところは良いと思います。9700でもレベル調整ってできるのかな。自動で合わせてくれるなら楽ですけどね。

50.550MHzのAMモードを聴いていると、スペクトラムスコープで見る幅の設定によって、50.490MHzの大田区のビーコンを見ることができます。この画像ですと、点線のほうがビーコンの周波数になります。その左側10kHz低いところに時間軸に残る青い線が、その10kHz下の50.480MHzにオバケです。

このオバケですが、普段はいないんです。Esが発達してくると見える面白いやつなんです。


動画を載せてみます。受信音声は絞っているので、部屋の音しか聴こえていませんが、2つの信号が見え隠れしているでしょう、しかも、本物と時間的に同期していなくて、オバケのほうは数秒遅れて届くんです。どこかに反射して戻ってきてるんですかね、100km上空のEs層に行って戻ってくるだけなら数秒なんてオーダーで遅れることは考えられないんですが、不思議です。

無線機のナニカによる相互変調や混変調なら、本物と時差の無い信号になるはずなんですよね。不思議です。 

オバケが見えていた時間の国内4カ所の電離層の状態です。稚内では発達、国分寺もじわりと、山川も発達していますね。このオバケ、Es現状を見せてくれるなら便利です。こういうのって、スペクトラムスコープが無い無線機の場合は50.490付近を注意深く聴かないと気づかないですから、俯瞰してみることができるのは、やっぱり画期的なんだと思います。 

TS-590無印に同軸をつけかえて聴き比べてみればよかったんですが、興奮のあまり忘れていました。スペクトラムスコープのバグかもしれないと、オバケのほうの周波数をSSBで聴いてみましたが、やはり信号が来ています。

これって、他の無線機でも同じですよね?諸兄姉の状況をお聞きしてみたいです。 

FTDX10が来ました(その4)

その3の続きです。

まだぜんぜん使いこなすところまで来ていませんが、その後の気づきを並べます。


1.ながらCQのためのメッセージ録音機能

50MHzのAMみたいに、SSBでもそういうところがありますが、延々CQを出しても誰も呼んでこない、そもそも誰も聴いていないかもしれないこの時間、一人CQを出し続けるのは、趣味であってもなかなか忍耐がいる作業です。 せっかくこの機能があるので使ってみることにします。

このメッセージ録音機能ですが、無線機本体にこのためのメモリ領域が用意されておらず、かならずSDカードが必要になります。メニューなどの設定のバックアップができることだし、差し込んでおいたほうが良いですね。Pi-Starで使っていた余りのMicroSDカードをSDカードアダプタに入れて差し込んでおくことにしました。


オプションのFH-2はもっていないので、画面で操作します。取説ではボイスメモリーというんですね。画面ではMessage Memoryと表示されています。

下はメモリバンク1に録音した音声を再生しているところです。恥ずかしいので動画は出しませんが、録音音声再生中はこのようにMessage Memoryのダイヤログで画面中央が占有されてしまい、録音音声のスペクトラムスコープを見ることはできません。

この録音音声の再生中なんですが、スピーカから自分の声が大音量で出てきて驚きます。再生中はTS-590無印もそうなんですけど、音量の操作も何も受け付けなくなるんですね。電源を落として中断するしかないんです。

取説には書いていないんですが、設定を見つけました。 再生時の音量はRX LEVELで調整します。このメモリを使った送信中のマイクゲインはTX LEVELで調整します。RX LEVELは耳に小さく聴こえるくらいに下げて、TX LEVELのほうは590無印でモニタ(590は不憫な生活が続いています)しながら少し上げておきました。 

これでながらCQを出せます。あんまり連続で出していると「こいつまだやってる」と煙たがられてしまうので、ほどほどにですね。

 

2.トーンコントロールができる(マクラが長く、本題に内容がありません。ご了承ください。) 

少し前にTR-9300のAM受信時の聴感を変えられないかということで、ABWアンプを試しました。

これは、有志のとりまとめで市民ラジオ機を現行スプリアス基準に適合改造する際に、オプションの機能として取り入れられていたものです。単体での販売要望があったんでしょうね、AF的に高音、TREBLEを無段階にカットして、AMの受信時にノイズを聴こえなくして、聴感を良くするものです。

以前のエントリーに、TR-9300のAM受信の性能がイマイチという話を書きましたが、もうひとあがきということで、試したときの画像です。9300の性能的に聴こえないものは聴こえないままですが、ABWアンプによる高音カットで受信時の聴感については良くなりました。 

一昔前のちょっとしたラジオやラジカセには、TREBLEとBASSのコントロールツマミがついてましたよね。あれと同じです。

TS-590無印でもAMで試しました。590にはスロープチューンが付いていますが、TS-950シリーズのように無段階ではないんですね。それでも950とは違ってクリスタルフィルタ(AM時はセラミックフィルタかな)による上下帯域のカットではなく、590はIFDSPによるカットなので、AMのような広い帯域であっても聴感が変わるレベルのカットができます。ですが、無段階ではないんですね、ここは残念なんですけど。 590無印においても、ABWアンプによる無段階の高音カットは有効でした。

無線機でも、AF的にTREBLEやBASSの出しや凹みの調整ができたほうがいいよな、なんて考えていたんですが、FTDX10ではこれができることを知りました。

低音と高音を強調した設定で、ラジオ日経第二の「RaNi Music」を聴いてみます。

スピーカはいつものトリオSP-70ですが、フラットのときと比べてあんまり変わりませんね。本体スピーカだと変わるのかな。

無線局の受信に切り替えて、AF TREBLE GAINを下げて、ABWアンプの高音カットと同じことをやってみましたが、理屈どおりに効きます。でも、この無線機だと、ノイズカット目的なら使いやすいNOTCH、CONTOURやDNFを使うほうが手っ取り早いと思います。

すみません、本題の要点は3行だけでした。お粗末。

2026年7月9日木曜日

DMRハンディ機で使うスピーカーマイク探しの旅

AT-D168UVが我が家に来て以降、いろいろなスピーカーマイクを試しました

ここまでの見極めでは、

受信ではこちらの玉石混交モールから買ったオレンジ色のPTTボタンのマイクが一番良いです。スピーカのユニット自体の大きさや、筐体の大きさもあると思いますが、一般的に聴きづらいスピーカーマイクの中でも、比較的聴きやすいです。 

※マイク正面上側にあるメーカー名と、裏側に貼ってある「MIC」(MICっていったって、見りゃわかるでしょ)とあるステッカーは剥がしてしまっています。 

 

一方、送信音質については、SMC-34が良いとの評価でした。今でも新品で買えるんですよ、これ。受信音も筐体の大きさからすれば良いと思います。小さいことは正義とは限らないので、筐体はもう少し大きいと良いんですけどね。やはり送信音質というか、私の場合は、SFRまでのアクセスが電波ではなくホットスポット経由なので、SFRに電波でアクセスしている局より音質が劣るということもあります。なので、少しでもマシな音にすべく、最近はこちらで。

実は我が家のSMC-34は、マイクの穴と思しき部分にドリルで穴を空ける加工をしています。もう10年じゃきかないくらいの前の話ですが、TH-89で喋ったときに、受信側から音がこもると指摘があり、よーく前面パネルをみてみると、スピーカの穴の左上部分に並ぶ8つの小さい穴がマイクの部分だと思うんですが、これをさらに見てみると穴がふさがっています。

おそらくケンウッドとしては、特小などを屋外で使う際の防滴対策でこうしたと思うんですが、これじゃこもるよね、ということで穴を空けました。近年のロットはどうなっているんだろうということで取り寄せてみると、

新旧揃い踏みです。左は旧来からのもの、右は新品です。色が違いますね。ケンウッドのグレーはこんな色でしたね、そういえば。

で、拡大してみると、

塞がっています。

ということで、再び開けました。

ちょっと穴の大きさがまちまちになりましたが、そこはご愛敬ということで。これでこもらないちゃんとした音になります。ただし、ここから水が入ると内部に直撃するので注意ですね。お仕事ではないので、雨の中運用するということはないですが、注意しないと。

分解したときに、何をどこに戻せばよいかで迷ったので、SMC-34の分解図を載せておきます。 あなたの分解に幸多からんことを。


2026年7月8日水曜日

旅先にホットスポットを持ち出し、スマホテザリングでいつもの地元SFRへ

Geminiに画像をつくってもらったんですが、こんなイメージです。旅先のホテルの一室に

  • いつものDMRハンディ
  • ホットスポット(Raspberry Pi+MMDVM)
  • テザリング用スマートフォン 
  • 電源用のモバイルバッテリー 

を持ち込んで、いつもの自宅近所のSFR、デジピータで声を出すというもの。私のDMR運用の個人的な完成形です。 

実際には女の子が声を出すのではなく、わたくしのような加齢が運用するわけですが、例示は実物よりもこっちのほうが良いでしょう?

リクエストしていないのに、ホットスポットのケースは買おうとすると高い透明のもので、スマホの画面は芸が細かくPi-Starを表示しています。Geminiさすがです。

先に結論を書いちゃっていますが、この絵の運用形態が私のやりたいことの完成形になります。これを、モバイルバッテリーの代わりにDCアダプタ、iPhoneのテザリングの代わりに自宅用無線ルータに置き換えた状況が、常日頃の自宅からのアクセス方法になります。ですので、インターネット接続の手段と電源確保の方法が変わるだけで、いつでも自宅と同じ方法でトークグループにアクセスできるわけです。 

ということで、それぞれの機材についての設定に入ります。

まず、無線機ですが、AT-D168UVの場合であれば、D168UV(その6)からダウンロードしたコードプラグを使えばほぼ準備完了です。あとは、デジタルコンタクトリストを各位インストールしてください。デジタルコンタクトリストはいろいろなところで篤志家による公開が行われていますけど、この件について説明する場合は「Radio ID公式から1年のサブスクリプションによりダウンロードしたほうが中身も安定していて結果として楽」と説明しています。サブスクもいくらでもないので、無料でないと死ぬ人以外にはおすすめです。

ちょっと毒が混じりましたが、無料にこだわるなら、更新タイミングは毎日ではないですが、Githubで無料公開してくれている人もいます。また、米国で公開されているこのへんを使うのも手です。このあたり、継続的に安定して公開されているのを期待するなら、RadioID公式以外にはないので、多少のお金(2026年5月14日現在、年間12.99ドルです)で解決したほうが楽だと思います。

デジタルコンタクトリストが入れば無線機の準備は終わっています。Zone「VoIP1」では438.01MHzで、「VoIP2」では430.73MHzで、ホットスポット経由で国内各地デジピータ(SFR)に繋がっているTGIFトークグループに接続できるようになっています。 

次にホットスポットです。 

ホットスポットについてはPi-Starの設定を438.01MHzまたは430.73MHzにして、キャリブレーションを取れば完了です。設定についてはこのあたりから書き残しています。必要により遡ってみてください。

周波数についてはコードプラグに合わせるように、適宜設定してください。コードプラグ側を一括で書き換えて別の周波数にしても良いと思います。これらの周波数は私の自宅において無難な周波数にしているに過ぎないので。ただし、ダミーロードで使うにしても、一応はバンドプランは守ったほうが良いと思います。微弱電波が届く範囲にアマチュア無線家がいる可能性もあるので。

 

SFR-MeshTGIFchangerを設定してあるSFRのおかげで、目の前のDMR機から直接波が届く範囲にそんなSFRがある場合には、それぞれのネットワークが繋がっている先の遠方のSFRに接続することができるようになりました。

私の場合は、「インターネット環境のある遠方から自宅近くのいつものSFRで声を出す」というのに興味をもってDMRトランシーバを触っていました。ホットスポット経由で遠方からのモービル運用や海外から地元のSFRにアクセスしている方もいらっしゃいます。 


DroidStarをスマートフォンにインストールして、それからTGIFネットワークを通じて近所のSFRでおしゃべりというのも良いんですが、私の場合は無線機で喋りたいんです。なので、無線機→ホットスポット→(テザリングや出先の)インターネット網→TGIFネットワーク→近所のSFRというルートで喋るのが良いんです。

少し前に、にゃん氏が旅行中のバルセロナからDroidStarで近所のSFRに出てきました。私はそのときちょうど山形に旅行に行っていて、AT-D168UVとホットスポットを持って行っていたので、バルセロナと山形で話ができる(それが自宅近所のSFRから電波で流れる)と楽しいんだけどなと思っていたんですが、残念ながら時差の関係だったり、飲みに行ってしまったりで、QSOには至りませんでした。

海外からのアクセスの場合はDroidStarが無難でしょうね、スマートフォンからなら現地ライセンスの有無は関係ないので。無線機+ホットスポット+テザリングで行く場合はどうでしょう、無線機は出力を絞って200mW、ホットスポットはダミーロード接続としても、現地での運用許可が無いとダメなんでしょうね。こういう場合は手続きなしでいけるDroidStarのほうが簡単ということになります。


 

余談ですが、

日本国籍で、日本では2アマ、米国ではアマチュアエクストラという例があるとします。わたくしですけど。

この場合、日本ではエクストラを根拠にすれば1アマ相当の従事者免許として読めますし、米国ではエクストラそのままの扱いです。では、CEPT加盟国ではどうなるかというところなんですが、FCCの免許を根拠にしてCEPT加盟国で運用するのはダメっぽいです。ARRLのCEPTに関するページでは以下の3つの持参が必要とあります。

1) Bring an official FCC-issued US license not the reference copy. This can be obtained through the FCC ULS system here:

2) Bring proof of US citizenship (generally in the form of a Passport).

3) Bring a copy of the FCC's CEPT Public Notice which details what US Amateurs need to consider, and bring with them, when traveling to a CEPT country (notice DA 16-1048 issued September 2016 contains information in three languages, English, French and German).

とあります。2)の米国市民じゃないとダメってのが大きいです。本当に現地で運用をするなら、2アマを根拠にするなどで現地政庁の運用許可を取るのが正攻法のようです。

2026年7月6日月曜日

FTDX10が来ました(その3)

その2の続きです。

空きスロットは埋めずにいられないので、CWナローフィルタを入れています。

ここしばらく、年単位だと思いますが、八重洲のオプションフィルタの入手難が続いていました。最近これが解消したようで、正規の値段で新品を購入できています。 

 

さて、送信面です。

AM、SSBとFMはローカルOMにテストに付き合ってもらい送信音を確認してもらっています。私のほうではまだAMでの送信試験しかロクにやっていないので、AMでの設定を書いてみます。まだ設定が決まったというところまで来ていませんが、こんな感じです。

 マイク:アスタティックAST878DM

  1. マイクアンプの出力は1/4(後のテストを踏まえて今は1/3)
  2. マイク自体のアンプのゲインを下げてるのでエレメントからほぼ0距離で喋る
  3. ゲインが低いのでハアハアはしていない 
FTDX10の設定:
  1. AMCを100にしてALCを効かせないように
  2. 無線機マイクゲインは50(適宜可変する)
  3. スピーチプロセッサはAM時には効かない仕様(残念)
  4. 25Wフルパワー(Mタイプでも100Wタイプと同じく、AMのフルパワーは25Wです。) 
さらに、アスタティックの音色に対応するために、MIC EQの設定で、
  1. 低音域は若干強調、200Hzを+3(可変範囲は-20~+10)にして、Q(強調幅)を1
  2. 元々出ている中音域は少しへこまして、1000Hzを-1にして、Qを2
  3. 高音域は切れを期待して強調、2800Hzを+4にして、Qを1 
にしています。
変調をかけると、 
  • 無線機内蔵出力計は下がる(心配)
  • IDメータも下がる(心配)
  • 安定化電源の電流計も下がる(心配)

ここまで、「マイナス変調」必至(後述) です。

  • ALCメータは無変調時に取説の絵くらいまで振れていて、変調をかけると+20の2と0の間くらいまで振る(心配) 
  • COMPメータは10-20dBまで元気よく振る(心配) 
  • 取説の運用方法と現状を見比べると(心配)なところが心配
 

ですが、

 (後述)変調をかけたときにIDや電流が減るのは、『「無変調時のキャリア出力(25W)に必要な電流」に比べて、「変調時にはサイドバンド分の出力が増える」んですが、「サイドバンド分に必要な電流」よりも、「変調がかかっている間は不要なキャリア分」を減らす制御をするので、トータルでは電流は減るんだそう』な(『 』はGemini談)。 恐るべし数値演算型低電力変調。

古い常識からするとまだ眉唾なんですけどね。少し前までの低電力変調は、変調をかけて電流が減るということは、キャリアレベルが高すぎの状態で、変調をかけるとパワーを食われて「マイナス変調」になるのが常識で、その場合は変調を深くかけたいならキャリアレベルを下げて変調時にパワーが落ちないように調整するのが常でした。

で、ですよ、 内蔵メータ類や安定化電源の電流計は心配な挙動を示しているんですが、

  • 外付けアンテナチューナの電力計は、変調をかけるとともに5W程度多めに振れる(よし!)
  • 隣のTS-590無印(下取りに出されたのではなく、モニタ用として不遇の日々は続きます)でのモニタでは、歪まず、「マイナス変調」ではなく、でも、「プラス変調」でもない。
  • また、モニタする限り、送信開始後最初の「あー」でALCが効いてパワーが落ちたり無音になることはない。(590無印で変調深めでやろうとすると、ALCが効いて頭切れになるので、頭切れにならないところを探る必要があるけど、FTDX10は無造作に「あー」とやっても頭切れしない。AMCを100にした効果でしょうか。) 
  • 複数の局のモニタによれば、変調時にマイナスにはなってない。 
  • 10kmくらい離れたOMによれば、無線機側のマイクゲインを60程度に上げても、多少うるさくなっているけれど、変調時にキャリアに比べてS0.5-1くらい多く振れるとのこと(よし!) 

あとは、AMのとき、マイク本体のゲインをあげてみて、どこまでうるさくなるか(1/3まで上げてチャレンジして、まずまずの評価でした。)ですね。アスタティックのマイクゲインボリュームを1/4にしているときには、無線機本体のゲインを100にしても歪まないとのことなので、次はその点のチャレンジですね。
SSBの場合は、同じ設定でプロセッサレベルを50で送信するとうるさいとのことで、30程度に下げて大人しく喋る感じで。

その後の実験では、マイク本体の出力を1/4から1/3くらいに上げると、隣の590無印のモニタでは、次第にアスタティックらしい音に変わってきました。この状態で「マイナス変調」にならないなら(590でモニタする限りはなっていない。チャレンジした際には10km離れたOMのからもなっていなかったとのレポート。)、本体マイクゲインを1/3よりももう少し上げるくらいまでを調整して、少し大胆な音(無線機マイクゲイン60)のときと、強電界用の大人しい音(同40)の使い分けでいけそうな感じがします。

もう少し詰めてみたいです。

ちなみに、MC-90でもやってみたんですが、このマイクはやはりSSB用ですね。AMでは線の細い音になります。マイクアンプを入れてあげてもそうは変わりませんでした。 

相手になってくれたOMは、FTDX101MPに、純正のダイナミックマイクとコンデンサマイクを併用できるスタンドマイク(M-100)を使っています。音は何も弄っておらず、まったく標準設定とのこと。
同じのを使えば同じ音になるのかな。NHK第一放送みたいにきれいで、しゃべると針2-3本分多く振れる、聴いていて気持ちが良い変調でした。SSBでもね。1200でFMで喋るよりも、こっちのほうが聴いてて楽しい音だなあ。

 

【余談】HF機を触っていて思うのは、AMやSSBの音質に比べて、送信も受信もですがFMは少し劣ります。これは、『スピーカが通信用であること(これはVUのFM機だって同じスピーカを使えば同じですが)、FMだけデエンファシス回路により高音域が削られていることと(VUオールモード機だって同じですよね。)、FMだけトーンエンコーダの周波数帯域が削られているので(FTDX10は極低音域はカットされてます。)、SSBやAMの受信音よりも狭く感じるせいです。これをなぜHF機で感じるのか、それはFM用のフィルタがVUオールモード機のようにFMで使うことを前提とした広さではなく、HF機の場合はオマケだから、ということ』だそう(『 』はGemini談)です。HF機でも高級機だとFMフィルタがちゃんとしたのが付いていて、VUオールモード機に負けない音なんでしょうかね。

FTDX10が来ました(その2)

その1の続きです。

先にBANDスイッチ対策の話を書きましたが、無線機の印象を書いておかないとダメですね。

聴感について

TS-590無印の初見と比べて雲泥の差です。 590無印は、ここで書いたように、標準設定のままでは使えません。いや、私の能力のせいでしょうけれど、590無印はIFDSPによる帯域カットについては秀逸ですが、AFを含むDSPの味付けがへたくそで、SSBの受信音については人の声がノイズより前に出で来ず、AFのDSPイコライジングで、音のカーブをHB1などのプリセットを使って中音域を膨らませて、かつ外部スピーカを使って初めて人並みの音になります。

FTDX10ですが、 スイッチを入れてすぐに聴感の違いに気づきました。内蔵スピーカでも十分に人の声を判別できます。余計な設定をせずとも、標準設定のままで受信機の体をなしています。DSPによる制御も、この世代になると自然な音になっているんですね、さすが発売が10年も違うと一歩も二歩も進歩しています。

また、最近の受信機(とはいっても発売から数年経ってますけど)は受信音のトーンコントロールがついてるんですね。DSPでやってるんでしょうから、590無印のAFDSPイコライジングのお仕着せプリセットに相当するものなんでしょうけれど、モード別にTREBLE、中音域とBASSの出しとへこましができます。私はまだここは触っていません。SP-70をつけてみて、無線機本体スピーカよりも下が出るようになったかな、まあこれでいいや、で使ってます。

 

ケンウッドのスロープチューンとは違って、八重洲はNOTCHとCONTOURの組み合わせや、(AMとFM以外では)SHIFTやWIDTHを駆使して帯域の制御とやノイズ除去を行います。590無印のSSBモードではほぼ無力だったNRも、DNRやNOTCHとCONTOURである程度切ることができます。NBについてはどうでしょうね、新しいだけFTDX10のほうが進歩しているんですかね。NBを使うよりもNOTCHでノイズの音域をカットすることが多いので、あまり使わなくなっています。

 

無線機の設定ですが、八重洲のこのクラス、イメージとしてはFT-897Dあたりと比較してしまうんですが、いやいやFTDXとついているんで比較するのは違うとは思うんですけど、マイクロホン端子がモジュラージャックなので比較対象がそうなっちゃうんですかね、ひと昔前の八重洲のコンパクトな無線機ってABCのボタンあったり、メニューが深いという印象がありますが、「FUNC」ボタンを押すとこのように設定メニューの一覧が表示されます。これ以外の場所で設定するもの(NBやDNRの深さなど)もありますが、画面に一覧が出るのはわかりやすいです。

操作性については、各メーカーの作法があって、それに馴染めるか否かってところもあるんでしょうけれど、個人としてはICOMよりは八重洲のほうが馴染みやすいと思っています。UIで洗練されていないところはたくさんありますけどね。また、メニューにはあるんだけど、その機能の使い方の詳細が取説に出ていないなどの粗はあります。

八重洲自慢の3DSS表示とオシロとAF-FFT(AFレベルの受信音域をグラフ化)の表示をしている画面です。1422kHzの下に小さく音域グラフがありますが、これはIFレベルの音域を示しているらしいのですが、なんか冗長ですよね。

IFレベルの音域グラフですが、AMやFMだと上の画像の表示なんですけど、SSBにしてみるとこうなります。NOTCHやCONTOURで削っているところがわかりやすく表示されるんですが、これ、なんでAMのときにも出ないんですかね。出してよって八重洲にメールしていますが、叶うと良いな。

ちなみにわたくしは、3DSSもオシロやAF-FFT表示併用はしておらず、スペクトラムスコープだけにしています。出るものを出さないのは少し寂しい感じもしますが、3DSSはデモ画面としては良いんでしょうけど、信号強度と時間経過をみるならこちらかなと。

感度が良いとか悪いとかってことは気になりません。無線機を変えたからといって聴こえない信号は聴こえないのは同じです。50MHzのAM時のノイズ対策の手段が増えて聴きやすくなったとは感じます。