今は、アナログFMでシンプレックス運用をするときはVFOモードで、DMRで使うときはZoneから出たい周波数群を選んで使う前提でコードプラグを作っています。
AT-D168UVで初めてDMRとFMに出られるトランシーバを触ったので、こういうものかと思って使っていたのですが、その後H1が手元に来て比較してみると、開発時期やメーカーの思想の違いもあるのでしょうけれど、無線機を触ったときの操作性ではH1が優れている(※1)と感じました。※1:無線機の送受信の性能という意味ではありません。
H1の場合、機能を割り当てられるキー(AT-D168UVはPF1とPF2だけです)がSK1とSK2に加え、本体上面に本来緊急用として使うオレンジ色のボタンがあり、このほか、本体正面のキーに機能が割り当てててあって、
〇赤い[Exit] ボタンは、長押しするとVFOモードとZoneの切り替え
〇[*]キーは、長押しするとキーロック(これは使っていない)、短押しでA/Bバンドの切り替え
〇[#]キーは、VFOモードのときに長押しするとデジタルとアナログの切り替え、短押しでシングルバンドとデュアルバンド表示の切り替え
これらの機能はSK1などに割り当てるのが不要です。 試行錯誤の中で触って慣れてくると、この割り当てがありがたく感じてきます。
AT-D168UVについても、VFOモードのときにデジタルとアナログの切り替えが簡単なら、現在4つも作っている「DMRのシンプレックス用のVFOイメージで使えるZone」と、それらにぶら下がっている560チャンネルを削減できます。
【現状】今のOptional Settings のKey Functionはこんな感じです。
〇PF1の短押し「ポチ」はA/Bバンドの切り替え、長押し「グーっ」はVFOとZoneの切り替え。長押し操作のときは、スピーカーから「プ」と音がでるので長押しが動作したタイミングがわかります。「プ」の後で指を離すと長押しで設定した機能が有効になることがわかります。〇PF2の短押し「ポチ」と長押し「グーっ」には両方ともにMonitor、アナログFM時のスケルチオープンです。
〇Zoneの切り替えは↑↓キー(Zone表示時の標準機能)で行います
アナログで弱い信号を聴きたいときには、直感的にPF2を押し続ければスケルチが開くので、良いと思うのですが、反面、少ないPFキーの割り当てをこれでつぶしてしまうので、もったいないなとも思っていました。
【考え中】そこで、デジタルとアナログの切り替えを簡単にすることで、Zone5つと560チャンネルの削減を可能とするためのキーボードアサインを考えてみました。
〇PF1の短押し「ポチ」はA/Bバンドの切り替え、長押し「グーっ」はVFOとZoneの切り替え(ここは同じ)
〇PF2の短押し「ポチ」でスケルチレベルの可変、長押し「グーっ」でデジタルとアナログの変更にしてみました。
今までは、スケルチを開けたいときにはPF2キーを「押しっぱなしにする」でしたが、感覚的な操作ではなく少し頭を使うことにして、スケルチレベルを変更したいときにはPF2を「ポチ」と短く押します。「ポチポチ」と押すごとに、スケルチレベルが1→2→3→4→0→1と変わります。スケルチを開きたいときにはすぐに0にしたいのですが、変更できる方向がこの方向だけなので、一度深くしてから0にするという操作になります。変ですけど。
PF2長押し「グーっ」でデジタルとアナログの切り替えです。「グーっ」と押しているときに、「プ」と音がして、指を離すと切り替えが行われます。VFOモードで操作していて、今はアナログのときに、周波数を移ってデジタルで運用したいときに、ここを長押しです。変わる順番は「Digital」→「Ana+Dgi」→「Dgi+Ana」→「Analog」のように変わります。この順番だと、デジタルからアナログに戻すには、3回長押し、「グーっ→プ」×3 をする必要があります。
テンキーでダイレクトに周波数を入力することと合わせて、こうやってデジタルアナログを切り替えることができるなら、素早いQSYはできますし、専用のZoneは不要、560チャンネルも不要になります。
PF1及びPF2キーは、さらに「長押し2」の機能を割り当てられますが、PFキーの使い方を複雑にすると忘れるので、とりあえず今はこれ以上はやめておきます。
PF2長押しで、「長押し1」のデジタルアナログ切り替えをスルーして、そのままFMラジオ起動までできれば良いのですが、試しにやってみたところ、先にPF2長押し1のデジタルアナログ切り替え機能が動いて、そのあとに長押し2でFMラジオが起動するので、実用的ではないです。 長押し1の機能が動いても支障がないような組み合わせなら良いかもしれません。
あとはホットキーの活用でしょうかね。ホットキーでFMラジオを呼び出せれば便利なんだけど、ということでやってみたのですが、ホットキーはメニューの浅い階層への呼出までで、むしろ、SMSやグループコール設定の切り替え向きの機能のようです。
私の場合、Talk Groupの切り替えは都度無線機の操作で行うのではなくて、あらかじめTalk Groupごとのチャンネル(VoIPのZoneがこれにあたります)を作って操作ミスを少なくする方法を採っているので、ホットキーで切り替える方法は少し慣れてから考えることにします。
この例では、「メニュー長押しの後に1」で、メニューのRadio Setまでの呼出を設定しています。FMラジオの起動は、この先、[4]Other Func→[13]FM Radio→[2]ONの操作が必要です。いまいちです。AT-D168UVはアマチュアバンド外の感度が悪くないので、FMラジオを簡単に聴けると良いんですけどね。
もう一つ、 「メニュー長押しの後に2」では、Call Logの画面まで行けるようにしました。その先、Last Callに入れば、ワッチしていた周波数で出てきた人のコールサイン(※2)が表示されます。 ※2:デジタルコンタクトリストが入っていて、DMR IDがマッチした場合だけです。
ちなみに、画像上側のHot Key1から6は、下側の「Fun Key+いくつ」のメニューボタン長押しで行う設定とは違って、PFキーに割り当てる機能のようです。でも、ここまで書いたようにPFキーは他の機能で使ってしまっているので、ホットキーを割り当てる余地はなさそうです。







