2015年9月13日日曜日

後年の紆余曲折(RJX-601編)


RJX-601
RJX-601
IC-502が我が家に来る前に、一緒に講習会に通っていた同級生が秋葉原に行って無線機の下見をするというので付き合った際に、初めて実機を見た。
最後期型に近かったので、定価37000円だった頃になる。ラオックスのエスカレーターを2階に上ってすぐの無線機コーナーの一角に箱が積まれていて、確か26800円で売られていた。
見た瞬間、ああ安い、欲しいと思ったのだが、残念ながらお金が無い。
私も下見のつもりだったし、貯金もないし。お年玉が残っていれば後先考えずにこれを買ったんだろうなあと。
その日、結局、同級生はIC-502を買って帰ったのであった。

後年、大人になってからヤフオクで購入。
ソフトケースを探して購入してみたりと、店頭で見かけた当時のことを思い出して楽しんだ。

キャリブレーションを50.0MHzで取る仕様だったので、これは不便と、51.0MHzのFMのメインチャンネルでキャリブレーションを取れるように30MHzを発振する水晶を発注、シールド盤の裏にあったオリジナルの29MHzの水晶と交換して仕様変更した。

次に必要なのはFMのナロー化。抵抗をカット(R14)するロットと、抵抗の値を変更(R80を12kΩから68kΩ)する必要のあるロットがあった。

それからΔf(RIT)の送受連動可変改造。これはΔfのスイッチ付きボリュームを、平時は送受信連動、PULL時は受信のみ可変とする改造。これはwebで「RJX-601 VXO改造」などと検索すると情報があります。

これらの改造をして楽しんでみたものの、1台目の個体はコンデンサが破裂して、破裂したコンデンサと同じ規格のものに置き換えてもショートするようになってしまい、ジャンク化へ。
2台目の個体は…原因を忘れてしまったが動作しない状況になってしまい、新たに入手した3台目もこれらの改造をして楽しんでいたところ、この個体が壊れたらそろそろ潮時なのかなあと思いつつ、置き場所にも困り始めたので、卒業と相成りました。

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