もう少しの間はファイルの公開を続けますが、公開を前提とした都度都度の更新は終了しました。と、言いつつ、2026年2月28日にこの色で書いた部分の変更を反映したファイルに差し替えました。このページをごらんになっている日以降の更新はありません。ないはずだと思うのですが、あったらあったということでよろしくお願いします。基本はバグ対処や気づきでの修正になると思います。
2/8の更新以降の変更点の概要です。
〇アナログレピータのトーン周波数77Hzの局の周波数2波を追加しました。また、これとは別の77Hzの1波の欠落を修正しました。
〇Zone「SFRchs」の構成を、TG1CC1の438.01、次にTG3CC3の438.01、その次はTG1CC1の438.03という並び方に改めました。145.67-77から438.01-99までの奇数周波数にTG3CC3のSFRが新設されてもメンテ無しで出られるようにしています。その代わりに、周波数をまたがる選局がクリック一つ増えます。
〇2026年2月26日、当blogからのトークグループリストのダウンロードは終了しました。FaceBookの公開グループ「DMR OpenSource Japan」の「ファイル」よりダウンロードできるようになりましたので、そちらをご参照ください。
〇2026年2月28日、 Zone「VoIP」に、7エリアでTGIFトークグループに接続しているSFRを1件追加しました。
以下、本文です。
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【コードプラグのダウンロード】
期間を限定していますが、コードプラグを公開しています。
設定プログラム(CPS)V1.07で新規に作成・編集して設定したファイル(コードプラグ)はここからからダウンロードできます。
このファイルは、ファームウェアV1.07の無線機本体に送っては設定プログラム(CPS)V1.07に戻しと、かつてより更新してきたファイルになります。内容の正しさの保証及びお使いになった場合に生じた不具合についての補償は一切しません。設定プログラム(CPS)で中身を覗いて、よりよい設定を検討する材料に使ってください。このファイルを商用で使うのは禁止します。RadioIDとコールサインはダミーデータを入れてありますので、このまま送信しないように。
※ある程度の期間が経過した後に、ダウンロードのリンクは削除する予定です。※ファームウェアがV1.05でも使えちゃうんじゃないかなと思いますが、保証も補償もしません。このあたりは自己責任で。
この設定ファイル(コードプラグ)の中身を説明しておきます。
重ねて書きますが、RadioIDとコールサインはダミーデータを入れてありますので、このまま送信しないでください。RadioIDとコールサインの入れ方を最初に説明しておきます。
RadioIDとコールサインの入力
この設定ファイル(コードプラグですね)を設定プログラム(CPSですね)で開いて、左側の階層メニューの「Digital」を開くと、「Master ID」があるのでこれをクリックすると、上段にRadioID(440万番台のRadioID公式から付与されたあなたのIDです)の入力と下段にコールサインの入力ができるダイヤログが表示されます。それぞれ入力後、usedにチェックマークを入れないでOKボタンです。①から⑤の手順で操作してください。画像はクリックで拡大表示できます。
次に、「Mastar ID」の一つ下に「Radio ID List」があるのでクリックで開きます。開いた画面では1行目だけ入力されていて、その「1 YOUR CALLSIGN」とあるところをクリックするとダイヤログが立ち上がります。そこにもう一度先ほど入れたRadioIDとコールサインを入れてOKを押します。①から⑤の手順で操作してください。画像はクリックで拡大表示できます。
これで、このファイルを保存して、設定プログラム(CPS)で無線機に転送すれば、無線機からDMR送信時にあなたのRadioIDが送信され、受信側でデジタルコンタクトリストと照合されて無線機の画面にあなたのコールサインと名前(姓名の名のほう)が表示されることになります。
※これ、Radio IDとMaster ID Nameとを同じ情報を入れるように書いていますが、Radio IDは複数をリストで管理できて、チャンネルを作る際に指定して使える仕様です。
このように送信時のRadio IDを選んで設定をすることができます。例えばですが、50ch作るとして、JA1***で50ch、JS1***で別に50ch作り、それぞれIDごとのチャンネルをZoneまとめておき、切り替えて使えば、送信時にRadio IDを選ぶことができるようになります。
Radio IDが一つの場合は当然ながら全チャンネル一つのIDです。IDを二つ作ったとしても、単純にチャンネルを作る場合には、レコード番号の若いほうのRadio ID(上の画像の例でいえば、JA1***)がチャンネルに設定されます。
次にメモリチャンネルの説明です。
メモリ(この無線機ではチャンネルと呼称しています)は300ch強入れてあります。それをZone(いわゆるメモリグループですね)でまとめています。
〇国内のSFRに使われている周波数、145MHz台と438MHz台の合計38ch、これをZoneで「SFRchs」としてまとめてます。また、将来デジピータの周波数が拡大される可能性を考え、438.01から20kHzステップでUHF-2-01の438.37より下の18ch分を追加しています。Zoneを画面に表示させる場合、初期表示は上側のAバンド及びBバンドともに438.59の神奈川区のデジピータ周波数としています。さらに、TG1CC1の438.01、次にTG3CC3の438.01、その次はTG1CC1の438.03という並び方にしました。145.67-77から438.01-99までの奇数周波数にTG3CC3のSFRが新設されてもメンテ無しで出られるようにしています。
これは私の使いやすさを反映したものです。適当に変更してください。
〇430MHz帯アナログレピータのために、JARLのレピータリストを見ながら439.02から439.98まで、トーン周波数88.5Hzの場合も、同じ周波数で77Hzの場合も、逆シフトの場合も、439.11MHzのような奇数の場合も入れて、おそらくアナログレピータをすべて網羅した57ch、これをZone「Repeaters」としてまとめてます。画面表示時の初期周波数は438.62としています。77Hzのレピータには77Hzのトーンスケルチを入れて、同一周波数の88.5Hzのレピータのダウンリンクを聴こえないようにしました。
〇特定小電力無線の周波数47chをメモリしました。シンプレックスはそのまま、レピータ用周波数はダウンリンクのみです。チャンネルの名称はアルインコとケンウッドの併記にしています。Zone「SLPR」にまとめました。 送信はできません。謎のR表示がついていますが、送信周波数に特小の周波数を埋められないことから、データ上は433.00を入れているのですが、そのせいでデュープレックスとみなされているのかもしれません。画面表示時の初期周波数はアルインコでいうところのL03(ケンウッドでいうところのh3)にしてあります。
〇「MarineVHF」として国際VHFの周波数を入れました。総務省の資料 別表3-4 156.025-162.025MHz帯海上移動無線通信業務の周波数表を参考に、船舶局の送信用周波数、海岸局の送信用周波数、シンプレックスで使われる周波数を117ch分です。初期周波数は16chにしています。これも実際に使われていない周波数まで含まれていると思いますので、そのあたりはお好みで編集してください。送受信周波数が分かれているチャンネルの場合、2波を同時受信表示させて、上を船舶局、下を海岸局というようにすると、双方の送信内容を聴くことができます。これ、意外と便利かもしれません。
例えば、18「S」は18chのShip・船舶局、18「C」は18chのCoast・海岸局の周波数を示しています。シンプレックスの場合は16chのように単純にch表示としています。
画面表示時の初期周波数などは個々のZoneの設定ですのでお好みで変更してください。
〇スキャンリストファイルは特小の周波数分を作ってあります。
PFキーは
〇PF1の短押し「ポチ」はA/Bバンドの切り替え、長押し「グーっ」はVFOとZoneの切り替え(ここは同じ)。長押しは「グーっ」と押しているときに、「プ」と音がして、指を離すと切り替えが行われます。
短押しのA/B切り替えは、船舶局と海岸局の周波数が異なるチャンネルの受信のときのZone内チャンネルの変更が便利かなと思います。
〇PF2の短押し「ポチ」でスケルチレベルの可変、長押し「グーっ」でデジタルとアナログの変更にしてみました。
当初は、スケルチを開けたいときにはPF2キーを「押しっぱなしにする」でしたが、感覚的な操作ではなく少し頭を使うことにして、スケルチレベルを変更したいときにはPF2を「ポチ」と短く押します。「ポチポチ」と押すごとに、スケルチレベルが1→2→3→4→5→0→1と変わります。スケルチを開きたいときにはすぐに0にしたいのですが、変更できる方向がこの方向だけなので、一度深くしてから0にするという操作になります。変ですけど。
PF2長押し「グーっ」でデジタルとアナログの切り替えです。「グーっ」と押しているときに、「プ」と音がして、指を離すと切り替えが行われます。VFOモードで操作していて、今はアナログのときに、周波数を移ってデジタルで運用したいときに、ここを長押しです。変わる順番は「Digital」→「Ana+Dgi」→「Dgi+Ana」→「Analog」→再び「Digital」の順に変わります。この順番だと、デジタルからアナログに戻すには、3回長押し、「グーっ→プ」×3 をする必要があります。
テンキーでダイレクトに周波数を入力することと合わせて、こうやってデジタルアナログを切り替えることができるなら、素早いQSYが可能です。
〇Zoneの切り替えはPF1でZoneを表示させた後、本体正面の↑↓キーで切り替えることができます。
〇アナログFM(VFOモード、アナログレピータ及び国際VHFのZoneに関係するメモリチャンネル)の占有周波数帯幅を12.5kHzから25kHzにしました。スケルチの開き閉じが少し自然になった気がします。気だけかもしれません。特定小電力のZoneに関係するメモリチャンネルは12.5kHzのままです。
※令和5年3月22日総務省告示第81号(無線設備規則別表第二号第54の規定に基づくアマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値)によれば、F3Eは原則40kHzで430MHz帯は30kHzです。1978年の「FMのナロー化」以降、原則16kHzとばっかり思い込んでましたが、この部分は大昔と同じ、というか規定を弄ってないんですね。ってことは送信する周波数で25kHzで定義しても法令的には大丈夫です。法令的には大丈夫とはいえ、一応は上下20kHz離れた信号がかぶらないか確認してみたところ、おそらく大丈夫だろうということで設定変更しました。迷惑をかけるようなことがあれば、アマチュアバンドだけは12.5kHz幅に戻すということで対処をお願いします。
〇FM放送は、77.5から87.4MHzの間を0.1MHzステップで100ch分入れてあります。87.5MHz以上はVFOモードで選局してください。77.4MHz以下に地元局がある場合には、適当に1chの77.5MHzを地元局(例:三ツ池からのInterFMの中継局の76.5MHzにするとか)に変更するか、周波数の並びを修正すればよいかと。
ちなみにFM放送のVFOモードでは、87.5から108MHzまでを可変できて、国内バンドも初期周波数を国内バンドの周波数にすることにより可変はできます。その場合、順送りのみです。一度87.5-108の範囲に入れるか、ロータリーエンコーダを逆回しすると、国内バンドに戻れなくなる困った仕様です。なので、国内バンドはメモリで、ワイドFM部分はVFOモードで受信するのが良いと思います。または、最寄局をメモリして使うのが無難なんでしょうね。
〇ホットスポット経由でTGIFネットワークのトークグループに接続する際につかえるかもしれないということで、438.01MHzでPi-Starで接続する例でZone「VoIP」を入れてあります。使用の際に自分用にカスタマイズするなり、不要なら削除するなりしてください。
FM放送を簡単に聴くためにPFキーに割り当てしたいんですけどね。PFキーはアマチュア無線用途に割り当ててしまってるので、メニューの階層奥深いところで聴くための操作になることから、聴かなくなっちゃいました。
各位におきまして、デジタルコンタクトリストを入れましょう。
ダウンロード用に置いたファイルにはデジタルコンタクトリストは入れていません。前述のとおりファイルが大きくなること、あと、昨今の個人情報保護の関係で小うるさいご指摘がある可能性があるので入れません。RadioID公式か、Pi-StarのAnyTone向けダウンロードページからお好みでどうぞ。
設定プログラム(CPS)のTool→Importから、「Digital Contact List」のボタンを押して、ダウンロードしたファイルを指定して、「Import」ボタンを押します。ユーザ全件のように大きなファイルをImportする場合には、Importボタンを押した直後にダイヤログ全体が固まりますが、単にリソースを食われてそうなっているだけなので、しばらく待っていると終わります。ちゃんとImportされたかどうかは、左の階層メニューのDigitalを開くとDigital Contact Listが見えますので、適当にクリックすると画面にリストが表示されるかどうかで確認できます。この設定ファイル(コードプラグ)を無線機に転送して完了です。
※ Pi-Starからデジタルコンタクトリストをダウンロードした場合、見出し行に誤りがあって項目ズレが発生します。このための対策を【修正】AT-D168UV(その13、デジタルコンタクトリストの更新のための目先の対策)に書きました。ご参照ください。
前項までに検証しましたが、デジタルコンタクトリストを無線機に入れないと、相手局の情報がRadioIDの数字だけしか表示されません。無線機の中のリストと照合して相手局のコールサインと名前(姓名の名だけですが)が表示されたほうが良いですよね。
日本では姓を名乗るのが一般的なので、名だけではなく姓を表示させたほうが便利だよねということで、デジタルコンタクトリストのデータを加工してみようかと思い、RadioIDのGeneratorで姓の抜き出しを試みてみたものの、姓は抜き出し・リスト化に対応していませんでした。姓の項目が空白で出るようになっています。個人情報の保護ということでしょうね。
その他諸々
そのほか、画面の文字の色(左側の階層メニューで「Public」→「Optional Setting」→立ち上がったダイヤログで「Displayタブ」で設定)とか、いろいろとカスタマイズできるので、設定を変にしても困らないように設定ファイルのバックアップをしつつやってみてください。
スタートアップサウンドやキーボード押下時の音(ビープトーン)を消しちゃってるんですけど、このあたりもお好みで。
〇DMR受信時に、信号が途切れるとスタンバイピー的に「ピッ」と音が入っていたのがずっと気になっていたのですが、消す方法を探し当てました。「Optional Setting」の「Alert Tone」の「Digi Call ResetTone」をOFFにすると消せます。
スキャンの機能があるので、やりそうなDMRデジピータと特小の周波数のスキャンリストをそれぞれ作ってあります。本体に転送した後に、本体のメニューでスキャンをONで使えます。スキャン機能をPFキーに割り当てれば使い勝手がよくなるかもしれませんね。














