2025年9月24日水曜日

AnyTone AT-D168UV(その4、マイクとソフトケース)

スピーカーマイクについて

かの国のこの手のハンディ機は、2ピン(2.5mmと3.5mmの2ピン)のケンウッド配線の例が多いようです。 我が家にはケンウッドのハンディ用のスピーカーマイクが何個かあるんですが、AT-D168UVに使えるか試してみました。ダメならまた某モールから買えばよいかということで。

〇SMC-34とSMC-33:ちゃんと動きました。この2機種はケンウッド機に機能を割り当てるボタンが3つ付いてますけど、押しても余計な挙動は無かったです。

〇SMC-31:仲間が使っています。この、世代の古いスピーカーマイクは大きなスピーカと大きな筐体で受信音が良いので好きです。 

〇SMC-25:仲間が使っているので、ちょっとうらやましくなって、同じ筐体のSMC-25を持ち出してきました。ところが、下の画像のようにマイクとスピーカのピン間隔が近年のモデルと違います。

今更TR-2500/3500に使うわけでもないので、現代化を図ることにしました。単にケーブルをジャンクのスピーカーマイクと入れ替えるだけです。
外見も違和感なく移植ができました。SMC-25のSMC-31仕様(ただしイヤホンの取り出しは無し)です。

ほとんどの方にとってどうでも良い情報ですが、スピーカーマイク部分の見た目が同じSMC-25と30と31の違いを書いておきます。

SMC-25は、TR-2500/3500の世代の、スピーカとマイクの2つのプラグの間隔が狭い仕様です。 

SMC-30は、TR-2600/3600やTH-21/41の世代で、プラグ間の寸法が以降のモデルと同じになって、AT-D168UVにそのまま挿せ…るはずです。いや、持ってるんですが、プラグ部分を外してPalmSizerⅡに使ってしまったので、ちょっと自信がありません。SMC-30のコネクタ形状は直立型なので、無線機の横側にジャックがある場合は、差し込むと張り出す形になるので邪魔に思うかもしれません。

SMC-31はケーブルを移植した上の画像と同じように近年のL型のプラグになります。ただし、キャラメル大のイヤホン端子を取り出す部分がカールコードの終わりに入ります。

コメットのケンウッド用のスピーカーマイク:問題なく使えます。これはQYT28で使ったマイクなので、AMモードでの送信対策でフェライトコアが巻いてあるのはその名残りです。

EMC-3:イヤホンマイクです。 問題なく使えます。

〇純正のQHM-024:手持ちがダメならこれを買おうかと思っていました。筐体自体が大きめで、小さなスピーカーマイクより受信音が良いのではと想像しています。にゃん氏が持っているのでそのうち聴かせてもらいましょう。

 

ソフトケースについて 

純正で用意されています。 Compatible AT-D878/D168/D878/D890/D280とあるので、ぴったりサイズということではないようです。面倒だったので日本のAmazonでそれらしいのを発注してみました。国内発送かと思いきや、生産国の業者から送られてきました。需要がそれほど無いでしょうから、国内に在庫を置くメリットがないですからね。

実際に入れてみると、案の定878サイズで168にはブカブカです。太さは概ね良いのですが、下部分に指が入ります。余っている部分を詰めて縫えば使えるかな。正面の素通しビニールの部分にスピーカとマイク用に穴が開いているのですが、これも878用で168には合いません。私は外部スピーカを使うので気にならないですけどね。

 
ストラップは付属してきます。私はPalmSizerⅡ用に買っていたものを流用しようと思ってました。幅が広くて多少重たくても疲れないタイプです。
ですが、ケースに入れるとクレードルの上に置けないんですよね。いちいち着せたり脱がしたりも面倒です。
 
続きます。 

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