【このblogの読み方】
慎重にまとめているつもりなのですが、更新したあとに誤りを見つけて修正することが多いです。なので、数分したら、数時間したら、数日したら内容が変わっている可能性が高いので、そのあたりを差し引いてお読みいただけると大変ありがたく思います。

【お知らせ】
AT-D168UVのコードプラグを当分の間公開しています。いつまでかは考えていません。
内容に責任を一切負いませんが、カスタマイズのベースに使うなど、ご参考にどうぞ。

2026年2月1日にZone「DMRchs」を「SFRchs」に変更すること、VoIP経由でアクセスする際のTGIFトークグループに関するチャンネルを、以前加えたつもりが出来ていなかったので、レコードを追加しました。
ダウンロードと説明は以下のエントリーからです。

「AnyTone AT-D168UV(その6、設定ファイル(コードプラグ))」
https://tr-1300.blogspot.com/2025/09/anytone-at-d168uv4.html

また、ホットスポット経由でTGIFトークグループにアクセスする場合に参考になるTalk Groupsリストを「DMR雑感(11/10版)」からダウンロードできるようにしています。(【訂正】勘違いをして変更なしと表記していましたが、本当は2/1付け変更をしていました。内容は当該エントリーを参照してください。)
https://tr-1300.blogspot.com/2025/11/dmr1110.html

2026年1月7日水曜日

H1でFM放送を聴いているときのバッテリーの減りが気になる(その6)

最近またあちこちで揺れています。適当な揺れが適当なタイミングで起きて、大きな地震が来ないで済むなら、毎日震度4が一度くらい来ても良いんですけどね。

山陰地方でちょっと大きな地震があったので、H1のFM放送受信機能でNHK東京FMの地震のニュースを聴いていました。

H1はキーの割り当てに余裕があるので、FMチューナの起動が楽で良いです。私の場合は上にあるオレンジ色のボタンでFM放送の入り切りしています。ここではAT-D168UVの出番はありません。

聴いていると気になるのがFM放送聴取中はディスプレイのバックライトが消えず、 バッテリーを消費して1%、また1%と残量が減っていくことです。

ほんとの緊急時には無線機を使ってラジオを聴くことはないとは思うのですが、ディスプレイが点灯しっぱなしではなく、最後に操作してから適当な秒数で消灯してほしいです。

このあたり、Geminiに質問してみました。

If you're not a Japanese speaker, download the image below.
You can then upload the image to an AI like Google Gemini, which will translate it into a language that's more convenient for you. 

英語訳すると、最初の「ダメじゃん」がけっこうきつい言葉になっているかもしれませんが、日本語としてはそこまできつい言い方はしておりませんので、念のため。 

それで、このような回答があったので、 バックライトの設定のロジックを考えてみました。

(1)常にオフ
(2)常にオン
(3)信号が途切れた5秒後にオフ
(4)信号が途切れた10秒後にオフ
(5)信号が途切れた15秒後にオフ
(6)信号があるかどうかに関係なく、最後の操作の5秒後にオフ
(7)信号があるかどうかに関係なく、最後の操作の10秒後にオフ
(8)信号があるかどうかに関係なく、最後の操作から15秒後にオフ

みたいにすれば良いのかな。
現在のCPSのメニューでは、

〇常にオン
〇秒数経過後消灯(5秒から1秒刻みで60秒まで設定可能)

で、それ自体は良いのですが、残念ながら、H1の場合は電波が入感している状態(FM放送の場合は起動している状態も同じでしょうね)はディスプレイが点灯するロジックになっているので、バッテリーの消費が気になるのであります。 

普段のQSOの場合の挙動、BrandMeister91などのにぎやかなトークグループを聴いているときに挙動、FM放送を聴いているときの挙動と、それぞれ人によってはこうあってほしい挙動が違うかもしれませんね。 

(3)(4)(5)と(6)(7)(8)の切り替え、「信号の有無を考えて消灯するか否か」が無線機のメニューの浅いところでできれば良いですが、その機能だけを他の画面系のメニューと分けるのもどうかと思うので、やはり上の8つから選ぶようにするのが無難かもしれません。 

2026年1月5日月曜日

H1のVoIP経由受信時のアレを、運用でなんとかかわせないか(その5)

H1のアレな話が続きます。

その4で挙げた課題をもう一度。

(1)音量ボリュームの最小付近の調整ができず、ある点から突然音が出たり、音を絞ろうとしてもある点で無音になって、小さい音量の微調整ができないこと
(4)チャンネルの名称のバイト数を英数で20文字程度まで増やしてほしい
(5)(追記)Call LogがDMR IDの数字でつまらないので、Digital Contact List(H1のCPSでは別の名前ですね)とマッチしたDMR IDはコールサインで表示してほしい。欲をいえば、時間とABどっちのバンドから取得したIDかを表示できたらAT-D168UVと同じですね。D168UVは同じIDが何度もアクセスしてきたら最新のものだけをログに残すという仕様になっています。 個人的にはコールサイン表示になってくれるだけでもありがたいです。 

→(1)(4)(5)、これは次回以降のファームウェアアップデートで改善されることを期待して待つしかないです。

 

(2)VoIP経由の受信の際に、受信開始から数秒音声が途切れること(いつもではないんです。BrandMeister TG91 World Wideのように、エラー補正で復号プロセスに負担がかかるようなトークグループを聴き続けていると、だんだんと症状が出てきます。)
(3)VoIP経由の受信の際に、受信中に音が途切れたり、無音になったり、パケット欠けのノイズが伴うこと(これも同じで、エラー補正でがんばることが重なると、今喋っている局の前に喋っていた局のDMR IDから結びついたデジタルコンタクトリストの情報が表示され続けていたりします。そのような場合、喋っている局の声が聴こえる場合もあれば、無音になることもあれば、「ビー」「ギャー」というノイズが出ることもあります。BM91のようにハードな受信環境ではなく、静かなトークグループでデータの品質が悪くないと思えるときも無音になったりするときもあります。)

→(2)(3)はその4に書いたことが原因なんでしょうけれど、パケットが欠けた状態の信号をエラー補正をがんばってやっているが故、処理が遅れてこうなるってのはおそらくそうなんでしょうけれど、隣で同じ信号を聴いているAT-D168UVがすんなり復調できているのに、H1だけダメってのは残念です。


これらの対策については、すこし悪あがきしてみました。
〇Common Settingから
 (a)Group Call Hang Timeをゼロに(とあるOMの情報)
 (b)Private Call Hang Timeをゼロに(同じOMからの情報)
※Hang Timeをゼロにする件は、Google Geminiによると0だとCPUに高負荷の場合があるので、0.5とか1で試してみろと言われているので追試中。3まで大きくしてしまうと、BM91を聴いている際には、その前にしゃべっていた人の情報が表示されたままになったりするので、大きくしてもそれくらいが限度ではと思っています。
 (c)Last Call Displayをオフ
 (d)Battery Saveをオフ
 (e)Digital Monitorをオフ
 
〇「♯キー」一度押しでAとBの2バンドを表示すると改善か(また別のOMの情報)
※追試したのですが、2バンド表示時に比べてシングルバンド表示のときに悪くなる感じはしません。反対に、2バンド表示にしてもシングルバンド表示のときに比べて良いという感じもしません。

〇DMR ServiveのTalk Aliesの「RX Talk Alies」をオフ
※受信時、すでにインストールしたデジタルコンタクトリスト(H1の場合はLocal Address Contactsと呼称します。)だけを参照し、受信している局が送信しているエイリアス情報は無視します。こうすると、長ーーーーい時間をかけて読み込んだデジタルコンタクトリストから、受信した局のDMR IDとマッチする場合には、住所やプロビンスや国の名前、送信者の名前などが全部表示されます。受信信号からその局のエイリアスを表示させるところまでのプロセスがなくなるので早くなる、かもしれません。

というところまでをやって、プラシーボ効果かもしれませんが、受信時の音声立ち上がりが少しだけ早くなったような…なっていないような…感じです。たぶんなっていません。

〇チャンネル設定の一番下のAPRS受信にマークを入れたら、受信開始時の頭切れがマシになった感がありましたが、 プラシーボ効果でした。時間が経過すると同じです。 (シングルバンド表示ではなく2バンド表示で使うほうが良いという情報をいただいたOMよりコードプラグを参考にさせていただきましたが、残念。)

設定を変えた後、その直後は良い感じがしているのは、「受信信号が無音になってしまったときに、PTTを一度押すと、その時点で受信のやりなおしになるので、その後その信号の切れ目くらいまでは改善する」ということと同じだと思っています。

〇受信音質の劣化については、Pi-StarのキャリブレーションをとってみろとFBのユーザーグループで示唆があったのですが、一番良いところに合わせたH1よりも、合わせた結果350kHzズレたAT-D168UVのほうが劣化がなかったりします。

VoIP経由の受信時に起きている現象なので、Pi-Starの設定でwi-fiを無効にして、ルータから有線接続してみました。ですが、受信の頭切れや無音になることは相変わらずです。


(1)と関連しますが、音量ツマミを絞って小さい音で聴こうとすると、音が出たり消えたりするポイントが8時から9時くらいにあるのですが、その閾値あたりにしておくと、スケルチの開閉と同じようにプチプチ言いながら音が出たり消えたりします。犯人は音量ツマミの絞りすぎなのかと思い、ケンウッドのSMC-34、ボリューム付きのスピーカマイクにして、本体の音量は大きめに、マイクで音量を絞って閾値付近にならないようにしても、受信開始時の遅れなどの症状が出てくるのは同じです。

さて、いろいろと情報をいただきながら(ありがとうございます)、設定の変更で症状をうまくかわせると良いと思い、年末年始に受信テストを繰り返しましたが、H1のVoIP経由の受信時に出る症状は改善に至ることができませんでした。これも将来のファームウェアアップデート待ちですね。

VoIP経由ではなく、デジピータ(SFR)への電波によるアクセスや、シンプレックスでのQSOでは不具合は感じないので、もうしばらくの間、H1はVoIP以外での用途で使うことになります。

2025年12月26日金曜日

ホットスポット経由で接続するチャンネルの表示について

自分の無線機のホットスポット経由でTGIFトークグループに接続する際のチャンネルの表示はどうあるべきかを考えてみます。

AT-D168UVの場合、今はディスプレイには「U2-01 JS1ZZZ」として、協議会のチャンネルの番号とコールサインを表示して、TGIFのIDは内部で持っているだけ。
H1はチャンネル表示領域が英数で10文字しかないので、コールサインのみにしています。同じくIDは内部で持っているだけです。
 
電波でデジピータにアクセスする場合は、周波数とコールサインを意識するので、それを意識したチャンネル表示にしているんだけど、ホットスポットからアクセスする場合は、コールサインよりもTGIFトークグループのIDを意識するので、そっちのほうが良いのではと常々思うのです。
 
ホットスポット経由の接続のときに、次はどこに行こうかと考えてロータリーエンコーダを回す際に、今の設定ではコールサインが表示されているのですが、どうもピンと来ません。「TGIF44050」とだけ表示するようにしてみましょうか。ほんとは、表示領域の制約がなければ、これに加えて地名くらいは入れたいんですけどね。
 
では、TGIFのIDの表示にするとして、レコードの並び順はどうあるべきかを考えてみます。
今は、エリア昇順の周波数昇順に並べていますが、並びはそのままでTGIFのID表示にすべきなのか、TGIFのIDの昇順に並べ替えるべきなのか、そうしたとして、使いやすくなるのかというところが気になります。
  
そもそもなんですが、ホットスポット経由で行く先のデジピータって限られてますから、かって調べたときのリストを更新しつつ、これをチャンネル化して、一旦はAT-D168UV用のZoneとしてまとめたものの、これをずっと維持していくしないはさておき(誰かが最新リストを作って維持してくれると楽ですよね)、限られた先にしか行かないのなら、行く分だけをつまみ食い的に設定しておけば十分なんですよね。限られているんだから、それがどこのデジピータに繋がっているなんて、頭の中でわかっているわけだし。 

なとどいう徒然書きでした。 

2025年12月21日日曜日

H1のVoIP経由受信時のアレの考察(その4・追記)

少し前の話になりますが、首が伸びきったところ(日本語の慣用句で、「なかなか来ないのを待つ」状況を「首を長くして待つ」といいます)でやっとH1が届き、動作チェック後にJARDに保証願い(*)を出し、首尾よく保証書が出て、関東総合通信局に届出をしたのが12/18でした。これでやっとダミーロードをアンテナに繋ぎ変えて送信できるようになりました。

今日のお題はH1で課題としている(課題の内容を修正しました)

(1)音量ボリュームの最小付近の調整ができず、ある点から突然音が出たり、音を絞ろうとしてもある点で無音になって、小さい音量の微調整ができないこと

(2)VoIP経由の受信の際に、受信開始から数秒音声が途切れること

(3)VoIP経由の受信の際に、受信中に音が途切れたり、無音になったり、パケット欠けのノイズが伴うこと

(4)チャンネルの名称のバイト数を英数で20文字程度まで増やしてほしい

(5)(追記)Call LogがDMR IDの数字でつまらないので、Digital Contact List(H1のCPSでは別の名前ですね)とマッチしたDMR IDはコールサインで表示してほしい。欲をいえば、時間とABどっちのバンドから取得したIDかを表示できたらAT-D168UVと同じですね。D168UVは同じIDが何度もアクセスしてきたら最新のものだけをログに残すという仕様になっています。 個人的にはコールサイン表示になってくれるだけでもありがたいです。

のうち、(3)についての考察です。 

 

今日、OMとTGIFトークグループに接続しているデジピータ(SFR)でQSOしていました。OMは隣のエリアからホットスポット経由でTGIFトークグループに、私もデジピータの設置場所から12kmの距離なので、途中で位相ズレやQRMが予想されることから、ホットスポット経由でTGIFトークグループに入ってのQSOです。 

 

ようやくH1が第15送信機として届出が終わったので、

〇私→H1(アンテナを繋げる!)→ホットスポット(Pi-Star)→TGIF44050 

〇デジピータ(SFR、TGIF44050に接続)→438.59MHz DMRモード→我が家のベランダのホイップアンテナ→AT-D168UV→私

という構成で、AT-D168UVで自分の声を聴きながらH1で喋るというのをやっていました。

 

AT-D168UVから戻ってくる音は、H1から我が家のホットスポットでMMDVMからVoIPに変換する際の遅延、インターネット上をパケットが行き来する際の遅延、さらにデジピータ(SFR)側でVoIPからMMDVMで変換する際の遅延、最後にデジピータ(SFR)から我が家に到達する電波での遅延もあって、短いときにはエコーくらいに感じる遅れから、「そんなわけで」くらいの一言くらいの遅延があって、長くなると一文節くらい遅れて届きます。

OMも私もトークグループの中で会話しているので、遅延は最小限で済んでいるのですが、電波を経由するとさらに下線を引いたところの遅延が重なり、けっこうな時間差になります。エコー程度の遅延なら良いのですが、これが一文節くらい遅れると、喋り終わって少し聴いている間に電波からの私が喋り終わるので、なかなか不思議です。

OMが喋り終わって、遅延が大きくて電波ではまだOMが喋っている途中のタイミングで、トークグループではOMがスタンバイに入ってからしばらく空き時間があって、そろそろ私が喋らないと不自然だなと思いつつH1のPTTを押します。そうすると、AT-D168UVからOMの声がまだ流れている段階で、私の新たな送信が混じり…というか、SFR側でどこかのタイミングで私の信号に切り替わるんでしょうけれど…、そのタイミングでパケット欠けの「ピー」「ギャー」や無音になったりします。

AT-D168UVでは、VoIP経由のQSOを含めて、この現象は経験したことがなかったので、これがH1以外でも起きるのかと驚きました。一文節くらい離れると、かなりがんばって遅れ受信をしているでしょうから、CPUにかなり負荷がかかっていると思うんですよね。 

遅れ受信中のこの現象ですが、電波で受信しているAT-D168UVが原因なのか、デジピータ側SFRのBF-TM8250が原因なのかはわかりません。YouTubeの設定みたいに音の高さはそのままで2倍速で聞こえればよいのにと思いますが、それは余談です。

遅れ受信中の後から送信した私の信号が割り込んでのエラーだとすると、(3)については、H1の場合「VoIP経由の信号受信からデコードから音声化」のプロセスが遅く(私は遅く感じています)、一つ前の受信信号の処理をしているうちに次の信号が入感してしまって、後からの信号の処理をしようとする際にエラーが出がちなのかなと想像しています。(2)も原因が同じなのかなと思いつつも、信号不感状態から入感があって、そのときに最初の数秒が途切れることがあるので、受信時頭切れについては違う問題だと思います。

前エントリーで書いた「DroidStarから、テスト用のトークグループに対して「1,2,3,4,5」と5秒送信して、1秒休んで、「6,7,8,9,10」と5秒送信して、1秒休んで、再び「1,2,3,4,5」と送信することを繰り返して」のテストで起きた現象は、遅れ受信中の後からの信号の割り込みによるエラーなのかもしれないですね。

 

今日のエントリーはただの考察なので、何か結論を書いたわけではないのですが、Retevis / Ailunceのスタッフの皆様、以上の内容もご参考になれば幸いです。


上では送信系にH1を使って、受信にAT-D168UVを使っていますが、これを反対に、送信にAT-D168UV、受信にH1を使ってみたらどうなるでしょうね。ちょっと興味があります。本件、続きがある場合はこのエントリーの下に続けて書くことにします。

 

(*) Japan's amateur radio system requires a radio station license linked to a call sign, separate from the required qualifications of a radio operator. Furthermore, each transmitter must be individually notified to the Ministry of Internal Affairs and Communications (MIC). This system, unthinkable in 2025, remains unchanged from the 1950s. It's been simplified somewhat, but it's still ridiculously impressive, isn't it?
Prior to notifying the MIC, there's a system in place where a legally designated organization called JARD issues a guarantee that the radio meets technical standards, including spurious emissions standards, and the notification is then submitted to the MIC along with the guarantee. This guarantee isn't required for products from major domestic manufacturers; since manufacturers sell their products with construction design certification from the MIC, a JARD guarantee isn't required.
Japanese amateurs sometimes ask overseas transmitter manufacturers for block diagrams or spurious measurement documents, but this system is to blame. These standards must be met in order to use their products.
This part is translated by Google, so I apologize if it's hard to read.

2025年12月17日水曜日

H1が来ました。(その3)

受信時の立ち上がり無音、頭切れと、受信中の無音化についてのおはなしです。 

FBのユーザーグループに質問をしてみました。

「皆さん、こんにちは。参考になるスレッドが見つからなかったので、質問させていただきます。
H1をDMRモードで使用し、ホットスポット経由で受信すると、受信音声の最初の数秒が欠落します。この問題を解決する方法をご存知の方はいらっしゃいますか?
デジタルモニターをオフにすると、状況はかなり改善しました。
しかし、受信時に信号の最初の数秒が欠落したままになり、会話に支障をきたします。
長時間の無音期間の後に無線機が信号を受信して​​いた場合は、省電力モードが原因の可能性があります。しかし、そうでない場合、QSOの途中でも最初の数秒が欠落することがある場合は、問題の診断が困難です。
ただし、欠落部分は毎回発生するわけではないため、問題の診断が困難です。」

これに対して、Pi-Starのキャリブレーションをやりなおしてみたらどう?という回答がありました。確かに、AT-D168UV用に-500kHzオフセットしているので、H1がこれからズレていたらパケット欠けもありえます。キャリブレをとりなおしてみると、極端に無音になることは減り、しばしば受信開始から数秒音声が欠けることは直っていませんが、改善したようが気がします。 

それで、以下の返信をしました。 

「ご示唆ありがとうございます。
帰宅後、Pi-Starのキャリブレーションを取り直してみました。
昨日までAT-D168UV用に-500kHzだったところを、H1用に-150kHzに変更しました。
まだ検証時間が少ないですが、ご示唆いただいたとおり、普通の信号受信中に無音になることはなくなったと思います。
信号の受信開始時に、ときどき1-2秒音声が欠ける現象は、変わらず起きています。
検証時間がまだ少ないので、今後この上に書いた内容は変わるかもしれません。

それと並行して、
DroidStarから、テスト用のトークグループに対して「1,2,3,4,5」と5秒送信して、1秒休んで、「6,7,8,9,10」と5秒送信して、1秒休んで、再び「1,2,3,4,5」と送信することを繰り返して、それをキャリブレートをとったH1と、キャリブレートの結果350kHz外れたAT-D168UVで聴くということをやってみました。

AT-D168UVはキャリブレートから外れていますが、よく追いついて音声歪もなく、受信信号の欠けもなく、復調できています。
一方、H1は、最初は追いついているのですが、だんだんと受信信号の最初が欠け、そのうちに「ピー」や「ギャー」といったパケット欠け時の音が出たり、受信時も無音になったりしました。この現象は、キャリブレートをやりなおす前にしばしば起きていました。

私が思うに、H1はこのような早い送受信のやりとりが苦手で、遅い、ゆっくりとした、十分にブレークインタイムをとるような送受信に適しているかと。
VoIP経由ではなく、完全なシンプレックスの交信の場合は、早いやりとりでもこのような現象:頭切れや無音やギャー には遭わないところが不思議です。

最初の質問のところで書くべきでした。ファームウェアとCPSは最新のものを使用しています。」 

 

けっこう厳しめの実験をしてみましたが、H1はゆっくり使うのが良いんでしょうかね。

このほか、改善要望の機会があるとすれば、電源を入れて、音量のボリュームを開けていくと、少し無音の領域があって、そこを超えると突然音が出るんですね。反対に、音量を絞っていくと、ある点で突然無音になります。ボリュームの可変に対して、ごく小さな音からリニアに音量変化が起きてほしいんですよ。このへんは外国製品なんだなと思いますね。比較するとAT-D168UVはよく出来ているほうなのかもしれません。

2025年12月14日日曜日

H1が来ました。(その2・改、後半更に追記)

H1のテストを始めたのですが、どうやら直接電波でQSOする分には問題なさそうな気がします。気だけなんですが。というのは、まだ保証願を出しただけの状態なので、ダミーロードだとQSOにもなりませんからね。このへんは後日試してみるということで。

(補足)本エントリーに書いた検証で力尽きて記述が中途半端になりました。前エントリーで書いた内容と本エントリーでの対策に、矛盾というか繋がりが変なので補足します。 

〇アナログレピータの受信のところで(未検証)とした(ここは未検証のままです)、周波数を移っても移る前の周波数のQSOが聴こえていたことは、同じようにホットスポット経由の送受信の際に、ロータリーエンコーダを回して順次チャンネルに登録したTGIFトークグループを移っている際に、移ったつもりが前のトークグループでのQSOが聴こえ続けることがありました。ホットスポット経由の送受信の際については、前エントリーの画像1-2で、送信用のコンタクトと受信用のコンタクトを個別のトークグループ用に作成したものを指定することにより解決できています。

このとき、画像1-2については、さらにもう一要素ガチガチにしました。

画像1-2(補足) 

紺色で囲んだ部分、Radio IDをCPSのDMR Services→Radio ID Listから指定できるのですが、それまで「None」だったところを自分のRadio IDに固定して指定しています。Radio ID Listを一つだけ作成する場合は「None」でも良いと思うのですが、念のためということで。

また、右下隅のAPRSのところはやらないのでチェックを外しています。 

〇送信のときの頭切れについては、Tipsとして挙げた2つの話と、送信用コンタクトを個別のトークグループ用のものを指定することに解決できたと思います。(いろいろ試したので、何かキーとなった修正か覚えてないところがあります。不確かで申し訳ないです。)

ここまでやって、下に書いたホットスポット経由での受信のときの変な現象の話に繋がります。

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実は困った現象が出ていました。 

それは、
直接電波でQSOしているシチュエーションではなく、ホットスポット経由でTGIFトークグループに接続しているときに発生するもので、
〇【頭切れ】受信時に数秒頭切れがある→一つ前のエントリーで書いた話で幾分改善か
〇【時として無音】送受信を繰り返していると(または次々と続く会話をワッチしていると)、信号は入感していてAFは動いていてホワイトノイズのようなものは聴こえるが、人の声の再生ができない
というもの、深刻なのは後者でした。 

受信信号をデコードしてAFに出すまでの間にネックが起きているんだろうなと想像しつつCPSを眺めていると、ここか?と思いつき、Common→SettingsのGeneral Settingの一番下の、Digital Monitorをオフにしてみたら、オフにしてからここまでの時間、無音になるということはとりあえずは無くなっています。

(追記)ここまでの内容を書いたところでは改善したようにも見えたのですが、やはり受信時に欠落が起きます。受信の立ち上がりのところの欠落ならバッテリーセーブ系の制御をオフにしてみることで解決できるかと思い、

取説と無線機のメニューだとPower Save、CPSだと上の画像のようにBattery Save Modeをみてみます。選択肢が取説だと「動1-1静」「動2-1静」、CPSだと1-1と1-2でどっちが動か静かわかりませんが、オフにして、受信時頭切れがなおることを期待してみることにしました。

追試をしてみたのですが、バッテリーセーブが無効な状態でも頭切れが起きますね。その頭切れが起きているときですが、無線機では音声が欠落していても、信号入感を示す緑のLEDは点いている(画面は暗いまま)ので、そこからAFで音が出る段階が遅いってことなのでしょうね。いつもではなく、問題ないときは頭切れなく受信が始まります。このあたりがまた困りものです。

信号入感→緑LED点灯→どこかにしきい値があって、それを上回ると画面表示→画面表示から音が出るまでの間にしきい値があって、それを上回ると→音声デコード+AF出力という順のロジックになっているようです。

受信時の頭切れに関しては、以前よりも改善したものの、解決はしていません。

※APRSやSFRなどの設定は全く考慮していません。「ホットスポット経由でTGIFトークグループに接続してまともにQSOする」というところまでの趣旨で検証した内容となります。

これで実用になりそうかな。(最初はなりそうだね?と肯定的に描いたのですが、否定的ニュアンスで読んでください)

それでも、同じトークグループをAT-D168UVとH1とを並べて聴いていると、ホットスポットからの信号の受信は同時に始まるのですが、受信音声の立ち上がりはAT-D168UVのほうが早いです。また、ネットの状態の変化で信号がデコードできない状況に陥る際のしきい値が、 H1のほうが高い、つまりネットの状態が一定以下になると、先にH1が受信できなくなり、少し粘ってAT-D168UVがダメになります。

この項、まだ続くでしょうね。 

2025年12月12日金曜日

H1が来ました。(その1・改)

ブラックフライデーとそれに伴う荷物量の増加からでしょうか、深圳・香港から国内に入って佐川に渡ったところでしばらく止まっていたH1ですが、ようやく我が家に到着しました。

11/23の夜に注文、11/24に現地配送業者にデータが行って、以降紆余曲折して12/10に到着です。玉石混交モールのchoiceモノに比べたら遅いのは仕方ないとしても、注文時期が悪かったですね。さっさと決断して注文しちゃえばよかったです。

早速開封して電源を入れてみます。首を長くしている期間が長かったので、メーカー公式からダウンロードした最新CPSで、あらかじめAT-D168UVと同じようなことができるようにしたコードプラグを作っておいたので入れてみます。このときファームウェアに新しいものが出ていたので、最新のV1.01.07.49に更新しました。

 

AT-D168UVとは違い、あらかじめ機能が割り当てられているキーがあります。これに加えて後から設定できる上下ボタン、PF1/2キーと、画像でいう「3 SOS Button」のボタンがあるので、ボタンに機能を割り当てられる自由度が高く便利です。※知らないだけでAT-D168UVにも同じような機能があるのかもしれないですね。 

あらかじめ機能が割り当てられているキー

  • テンキー左下隅の「」は、短押しでAバンド、Bバンドの切り替え(AT-D168UVでいうところの上バンド下バンドと同じです)、長押しでキーボードロックと解除 
  • テンキー右下隅の「」は、短押しでシングルバンド表示とデュアルバンド表示の切り替えです。さらにシングルバンド表示にしているときに*を押すとAバンドとBバンドの切り替えになります。
  • 赤いボタン」は、緑のメニュー奥底に進むボタンと対になっている「戻る」ボタンですが、これを長押しするとVFOモードとチャンネルモードの切り替えができます。さらに、VFOモードのときに#を短押しするとデジタルとアナログの切り替えができます。 

です。ちゃんと覚えればですが、これらがPFキーを使わずに割り当てられているのはありがたいです。で、私が今のところ任意に割り当てているキーはこんな感じです。


取説画像では「3 SOS Button」、上の設定画面では「Top」といっている上にあるボタンはFMラジオのオンオフに割り当てました。

PTTの上と下にPFキー(SK1/2というようです)があって、上側SK1でディスプレイの昼間モードと夜モードの切り替え、下側SK2でMonitor(アナログ時のスケルチオープン)です。※なぜSK1にそんな機能を割り当てたかというと、このボタンって割と触っちゃうんです。当初はFMラジオやデジタルとアナログの切り替えを当ててたんですが、PTTボタンを触ろうとして誤ってこちらを触ることが多く、重要な機能は割り当てちゃダメということしました。ちなみにFMラジオはAT-D168UVとは違って、国内バンドもロータリーエンコーダで普通に選局できます。 

上下キーはAT-D168UVのときと同じようにZoneの切り替えにしました。 

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〇コードプラグを無線機に転送し終わり再起動後、初めての受信テストをしてみます。入感している信号を聴くには430のレピータを聴くのが最善で、ちょうど喋ってる人がいるので周波数を切り替えつつ受信テストを始めました。ここで少し挙動が変なのに気づきます。例えば439.62のレピータで誰か喋っているのを聴いていて、9.64に移ってみようとロータリーエンコーダをパチリと回してみても、62で喋ってる人がそのまま聴こえ続けます。?と思って戻ってみると再現しません。ロータリーエンコーダが空振りしたのではなく、周波数表示が変わったのを見ていますから、表面上の受信周波数が変わったのに、受信部は動いていないと考えてよいでしょう。もう一度、と再現してみようとしても再現できません。なんでしょうね。わたくしも歳をとってきたので、幻覚をみるようになっているのかもしれません。この点は未解決で未再現なのでとりあえず置いておきます。 (この部分は未検証です)

〇電源オンオフと音量調整を兼ねているツマミを、音が出る位置からすこしずつ絞っていくと、無音になり、クリックがあって電源オフになるという一連の動きがあります。このとき、クリックを完全にしないで音量プラス側にツマミを戻すと、電源がオフになるのにもかかわらず、ツマミは最大まで回ります。もちろん電源は切れていているので音は出ないのですが、この感触は不思議です。電源オンオフのクリックでワンパルス入るところの出方がいまいちなスイッチなんでしょうね。うちのはこんな感じですが、他の個体はどんな様子なのか気になります。赤ボタンに電源マークが印刷されているので、設計時点では赤ボタンで電源オンオフをやる気だったんでしょうか。

〇144MHz帯のバンド外受信、マリンVHFの感度は悪いですね。残念ながら川崎や横浜のポートラジオはよく聴こえません。アマチュア専用と割り切ればよいということでしょうね。430MHz帯のほうは近くに特小くらいしかないですが、近隣の交信が聴こえているので、それなりなんでしょう。144MHzのバンド内は試してないです。レピータを聴いた感じでは430MHzのバンド内の感度は悪くなさそうです。

〇無線機とCPSとの間の転送速度がAT-D168UVに比べると圧倒的に遅いです。H1はシリアル変換でAT-D168UVはUSB-Cだからかな。もう一つ、H1の場合、データケーブルでスピーカマイク端子を占有してしまうので、コードプラグを無線機に転送して、そのまますぐに受信テストというときにデータケーブルの一端のスピーカマイクプラグを抜かないと本体スピーカから音が出ません。この二点が地味に痛いです。

〇アナログのトーンスケルチの挙動が変です。439.98MHzのように88.5Hzの立川と77Hzの世田谷のレピータが共存する周波数の場合、一方だけを聴きたくて他方が聴こえないようにトーンスケルチを入れたいのですが、77Hzでは意図どおり効いて、88.5Hzではいつも開かないという症状。なので、88.5Hzではエンコードのみ、77Hzではエンコードとスケルチ両方に入れるということにします。

AT-D168UVは88.5Hzでも77Hzでもトーンスケルチが開かなかったので、それに比べたらまだ良いでしょう。某国DMR機はアナログのトーンスケルチの設計がイマイチなのかな。というか、関東地方のアナログレピータの例のような状況を想定してテストしてないんでしょうね。 これ、ケンウッドなど国内メーカーのDMR機はどんな感じなんだろう。

〇AT-D168UVと同じように、ホットスポット用に設定したチャンネルを作りました。概要はこんな感じです。

  • ホットスポットとの通信用の周波数は438.01
  • 接続先のTGIFトークグループごとにチャンネルを作成。TGIF4000と9990を入れて24チャンネル分。

要は、送受信周波数を438.01にしたチャンネルをTGIFトークグループのIDを入れて必要な分作っています。 この作成のときに「送信用コンタクト」と「受信用グループリスト」を、TGIFトークグループのIDごとに作成しないと、私の個体ではトークグループをちょいちょい移って移った先で電波を出しても「移る前のトークグループで電波が出ているような表示になる」「移った先の応答信号が聴こえない」という状況が起きます。そこで、以下のような設定をしました。おそらく通常のホットスポット用の設定よりもガチガチにしていると思います。

個別のチャンネル設定はこんな感じです。

画像1-1 

 

 

画像1-2(画像1-1を下にスクロールした状態)

※画像1-2は次のエントリーで補足があります。 


画像1-2に緑で注釈を入れている部分について。DMRモードの設定は、「Simplex」「Repeater」「Double Slot」と選べますが、画像1-1の青い注のように送受信同じ周波数で使うのでシンプレックスを選ぶのが自然だと思います。でも、ここをRepeaterを選ぶことで送信時(受信もかも)に頭切れが少なくなるとのTipsをOMにいただきましたので、書いちゃいます。(本項最後尾にも同様のTipsあり) 
 
  • 画像1-2の右上「送信用コンタクト」:送信したいトークグループのIDを1ファイルごとに作成します。項目名が「Priority Contacts」ですが、チャンネル設定での項目名は「TX Contact Name」なのでわかりにくいです。


  • 画像1-2の左側中段「受信用のグループリスト」、RX Group List:「リスト」なので、複数のトークグループをひとまとめに登録できます。複数登録して、チャンネル設定で複数登録しているリストを選べば、複数のトークグループを同時に聴ける…んでしょうね、試していないのですが。私の場合は、一つのトークグループだけを登録した「リスト」のファイルを必要分作成して、チャンネル設定時に選んでいます。

 

とりあえずこんな設定をして、ホットスポット経由でTGIFトークグループに接続する場合に、トークグループごとに作成したチャンネルを次々に移って行っても、移った先のチャンネル(トークグループ)でカーチャンクするか、TGIFの自分のアカウントのSelfcareのページで接続先トークグループを変更した場合には、前のチャンネル(トークグループ)の受信を引きずることなく、移った先のトークグループで送受信できています。完全にこれで解決というところまで検証しきっていませんが、これで使ってみようかと。
 
この画像は、同じTGIFトークグループを、AT-D168UVで電波で、H1でホットスポット経由で聴いているところです。ダミーロードがごついので早く外したいですね。 

 
もう一つ、送信(受信もかも)時頭切れ対策のTipsです。これは個別チャンネルではなく、全体の設定に影響しますが、Common→Settingsを開いたGeneral Settingの赤で囲んでいる3つの項目もゼロにすると良いとのことです。ありがとうございました
 
以上はホットスポット経由でやろうとしている故の込み入った設定です。
 
電波で438MHz台のデジピータに、TG1のTS1のCC1で接続する場合には、単純にそのように設定するだけでQSOできちゃうのではと期待しているのですが、電波でのデジピータ接続はまだ未検証です。
 
この機種は一筋縄ではいかないので、続くと思います。タイトルも最初から(その1)にしました。