2019年7月30日火曜日

米国の同期のみなさんの動向はどうなっているのだ。

 私が東京VEチームの試験で最初の米国の資格(エレメント1と2でTechnician Plus)をとったのが2002年のこと。KC2J*Qが割り当てられました。その翌月、名古屋に出張になったので、宿泊を一日延ばして名古屋VEチーム(現在は活動停止)の試験でエレメント3と4に合格してAmateur Extraになりました。KC2J*Qは一度も運用しないまま、Aで始まる5文字のコールサインにアップグレードし、AB2**となりました。その後、渡米する機会はあったものの、現地で電波を出す機会なく、英語もいまいちなまま、今日に至っています。
 それから15年以上経過して、最初に割り当てを受けたKC2J**の同期(と勝手に呼びますが)の26人のみなさんは今どうなっているのかに興味をもって、調べてみました。
 この手の情報は日本よりも公開範囲が広く、FCCのULSのライセンスサーチで簡単に調べられます。画像の上にあるとおり、調べたのは今年の5月下旬です。(系統立てて検索するのではなく、単純にコールサインを入れて行う検索はこちらです。)
 黄色の17人はそのまま現在も有効です。TechnicianからGeneralになった人もいますが、コールサインはそのままです。
 また、緑色の5人はVanity Callsign Systemを使って1×3(W1ABCなど)になった人です。1人は、この1×3のコールサインが気に入ったようで、Extraになった後もそのまま使っているようです。また、1人は1×3のVanityを2回やっていますね。
 色のついていない人は、Expired、失効した人です。4人います。一人だけExtraになった上で失効している人がいますが、それは私ですw
 26人の17年後の生存率は84.6%です。まずまずではないでしょうか。日本の場合と比較する場合、日本の5年に対して米国の場合の免許の更新は10年に1回なので生存率は日本に比べて高いはずです。その間日本では2回免許の更新があります。2回のフィルタって大きいですね。そのあたりは考慮しないといけません。

 ここからは余談です。
 しかし、なんで私は失効したんでしょう。ダメですね。10年経過の少し前に、最初に借りた住所を使えなくなってしまったので、次の住所をどうしようかと考えていたのですが、その後すっかり忘れていて、ある日気付くと、10年経過後に2年ある復活可能期間を過ぎていいて、何もない状態になっていました。
 2014年にFCCが失効者に対する救済のルールを改正したので、さっそくこれに乗ることにし、横須賀・逗子VEチームの試験でエレメント2を受験し、無事復活することができました
 ただし、単純に旧コールサインに戻れるわけではありません。私の扱いは、2014年にエレメント2を受けた際の住所である7エリアでのExtraの新規合格者と同じです。受験時にFRN(FCC Registration Number)を申告することにより、失効したライセンス保持者であることを示して、エレメント2合格時に結びつけをしてもらうのですが、それであってもコールサインは新規に7エリアでExtraとしての順次指定を受けます。元の2エリアのコールサインに戻りたければ、Vanityを使って、空いていれば戻れるという仕組みです。

 今のところ、新たな7エリアのコールサインを指定されたままになっています。Vanityにすれば戻れるのはわかっているのですが、特別な並びでない、単なるAB2**に戻ったとしてもこれがVanityで指定されたものとわかるのが少々恥ずかしいです。
 FRNで検索すればすぐにわかるのですが、2002にTech+でKC2J**、すぐにAB2**、そして失効、復活したのが7エリアで、AF7**であるという私の履歴が簡単に表示されます。その上VanityでAB2**に戻ったとなると、それも記録されて表示されるわけですが、こいつ何やってんだwということがわかってしまいます。
 順次割り当てで指定されたコールサインはRadio Serviceの欄が「HA」と表示されます。Vanityの場合はここが「HV」となって、さらに個別のコールサインを表示させるページでは、ご丁寧にコールサイン欄が「AB2**(Vanity)」と表示されるんですね。
 マヌケは承知で戻るか、それとも今のままにするか。どうしましょうね。

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